十月十九日
東方鬼形獣を買った。
頒布開始からからしばらく経っているのでネタバレは自重しないが、自分みたいに買おうと思っていたがなんとなく先延ばしにしていた人はブラウザバック推奨。
かなり易しいとは聞いていたが、イージーとはいえ初見でノーコンティニュークリア出来てしまった。クリアしたのに物凄く切ない気分である。EXもイージーシューターの池田哲次が中ボスを超えられるぐらいの難易度。簡単ってレベルじゃねーぞ。
無敵効果のあるロアリングモードを任意のタイミングで発動しやすいのが最も大きいが、弾幕そのものもかなり避けやすい。弾速が全体的に遅いので見切りやすいし、チョン避け必須の連続自機狙いや、タイミングを見切らないと避けられない交差弾のような弾幕もない。最下段で弾待ちが全体的に割と有効。動き回って面倒くさくなることもないどころか、動き回ってないと死ぬ弾幕もあるので動物霊の回収のために動き回ることを推奨されているようなフシすらある。
ただ、密度が全体的に高く狭い隙間に入り込むのを強制されがちなので、移動の速い魔理沙だとキツそうだなぁって感じ。あと動物霊が長く居座るので画面がうるさい。
どのスペルカードが最も印象に残ったかと言えば、間違いなく亀甲だろう。インパクトは抜群。発動直後にどうすればよけられるか把握できるのに被弾してしまう辺りが更にアド。
演出が素晴らしいと聞いていたから自分の手でプレイすることを決めたが、正しい判断だったと断言できる。地獄に入った途端にギターがかき鳴らされて興奮するような単純な男がそんなこと言ってもって感じだが。
六面ボスの展開は非常に血が滾る。窮地に追い込まれて逃亡、その後劣勢を味方の擁護で押し返す流れに興奮しない男は居まい(完全に味方かと言われると微妙なところなのだがプレイ中はそんなこと頭から吹っ飛んだ)。
通しで最初にプレイしたのが妖々夢、次がこれというのは他をプレイしたときに拍子抜けしそうでちょっと怖い。




