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全要素を含めた異世界転生記録  作者: 東条李禹
1章 仮転生と執事バイト
1/11

#0 自分の可能性

どうも、お久しぶりです。東条李禹です。

受験、無事成功しました。

今日からまた活動を本格的に再開します。

見捨てないで待ち続けていてくれた方々、本当にありがとうございました。

一日一話投稿を目標に頑張ります。

では、新連載、『マイナス思考勇者の異世界旅日記 ”俺の手帳は異・世界最強なのかもしれない”』をお楽しみください。


「おれは異世界に転生するよ。母さん」


 唐突だが、おれの人生は平凡で平和そのもの。そんな俺が異世界に転生すると言い出した理由は今から1日前のぼくの出来事にある。



 ──1週間前。


 

「おはよう、東舞。昨日はよく眠れたか?」

「眠れてないなぁ。昨日は小説書いてたから」

「やっぱりか。なんだっけ?Web小説だっけ?ほどほどにしとけよ」


 ──どこにでもあるこの町の、どこにでもあるこの病院。


 ぼく、小林こばやし 東舞とうまはこの病院で生まれてこの町で育った。ごく普通の人間だ。つまらなかった。なんでもいい、人に誇れる何かが欲しかった。

 そんなぼくが高校生になってついにみつけたものが、小説投稿サイト。

 1日のうちに3話は必ず投稿し、少しずつPページVビゥーを伸ばしていった。今では、人気作家の1人として数えられるようになった。

 小説のタイトルは『世界の全てを記した手帳』。世界の全てを記した手帳を手にした少年の成長を描いた物語だ。


「わかってるよ。ほどほどにする」


 気を使ってくれているこの男は但木ただき 惡流あくる。ぼくと正反対で運動も勉強も恋愛も何もかもが完璧な男。正しく八方美人だ。


「そういえば、夏み休みは何する?高校最後の夏だし、パァーッと遊ぶか?」

「小説を投稿する。いつもの二倍の頻度で」

「……そうか」


 ぼくは年上と女子に対しては基本的にタメ口はしない。その影響か、未だにさんくんをつけて人を呼んでしまう。堅苦しくて融通がきかなくて、その上、オタク小説投稿者。こんなぼくに好き好んで接する奴はそうはいない。

 惡流、なぜお前はぼくに関わろうとする。



◇ ◇ ◇



「今日から夏休みが始まりますが、ハメを外しすぎないようにしてください。では、解散」


どうでしたでしょうか?

0話で話は全く進みませんが次はババッとすすみます。

次回に乞うご期待です。

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