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異変

暁 舞です。

今回は4話の後半です、

お兄ちゃんカッコイイです

1時間後、眠りから覚めた。

妹の様子が気になったため、また学校に行こうと階段を降りたら、妹と松岡くんが居た。

「うわっ!?」

何でいるのか分からなかった

「2人してどうしているの?」


「お兄ちゃん、ただいま!」


「お兄さん、お邪魔しています」


「学校は?」


「なんかね、不審者が出たみたいでみんな返されちゃった。」


嫌な予感がする。恐る恐るある事を聞いてみた。

「どんな服装をしてるって聞いた?」


「うーんとね、全身真っ黒だって。」

とてつもなくやばい。それ絶対俺じゃん。

少し心を落ち着かせないと。

「そ、それは危ないね、」


「松岡くんは家に帰らなくていいのかい?」


「はい、両親2人とも出かけて家には居ないんです。」


「なるほど、」


「まぁ、ゆっくりしていくといいよ」

俺は何を言っているんだ?

「ありがとうございます。」

まぁいいか、家だったら色々と把握できるし。告白はこんな所ではしないだろう。

両方まだ全然顔も赤くなってなかったし只の友達にしか見えなかった。


今回に関しては成功というのか。後始末どうしよう。

まぁ過ぎたものはしょうがないとして、

バレなきゃなんとでもなる。全ては妹の為だ許せ。


そんなこんなで夕方になり、そろそろ飯の準備を始めようとしていた。

ここで松岡くんに。

「松岡くん、」


「今日、夜一緒にここで、食べてく?」


「いいんですか?」


「いいよ!いいよ!」ニコッ


「ありがとうございます。」


「まずは松岡くんの親に連絡してね」


「はい!」

電話を貸して、松岡くんは親に了承を得た。

「良し、作るかな」


「お兄ちゃん。」


「ん?」


「ありがとう」ニコッ


「どういたしましてお嬢様」

人に幸せを送ると自分にも返ってくるこの幸せ、たまらん!

松岡くんの事をよく知るためにはこういうスキンシップが必要だろうと思った。

夕飯を作り、色んな学校の話で盛り上がって、食べ終わった。

時間も時間なので松岡くんは直ぐに帰っていた。

今回は、お兄ちゃんとしての妹の配慮は完璧だと思えた。

「こんな暮らしがずっと続けばいいなー」


「そうだねー」ニコッ

この後色々やるべき事をして今回別々のベットで寝た。


俺は、ベットに入ってふと思った。

松岡くんは、とても優しい子なんじゃないか?

しかし妹を取ろうとしているのは良くない。

俺は自分のしていることが正解なのか分からなくなってきた。

不安でいっぱいだ。これが妹の為なのか。

幸せになるのは俺だけでいいのか?


頭使ううちにどんどんと眠りに落ちていった。

気がつくと、あの桜の木の下にいた。

「何でここにいるんだ?」


「私は、あなたに問う。このままでいいのかと。」


「えっ?」


「彼は、絶対妹さんを彼女にしたがっています。」


「そりゃそうだと思うけど、」


「しっかりとお考えください。どうしたら、あなたが幸せになれるかを」

パチンと音がなり、俺は目が覚めた。


俺は起きた瞬間思った。

「どうしたらいいんだ。」

感情がどんどんと揺さぶられていく

楽しんでいただけましたか?

この次はどうなるのでしょうか。

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