作戦実行!
暁 舞です。
今回は、4話を前後で分けたので次の話もお楽しみに下さい
朝を迎えた。
今日は、2人で行かせず、3人で行く為にタイムスリップを行ったんだ。ここでミスるわけには、行かない。
妹が隣で寝ている、タイムスリップする前の朝にも負けないぐらいとても可愛らしい寝顔をしている。俺は発狂したい気持ちを抑え、
集中を高め、妹萌細胞をかき集めて、ベストコンディションにした。
そして、妹を起こすことにした。
「姫雛、朝だよ起きてー」
「んー、あともうちょっと」
「駄目だよ。起きなきゃ」
「うん、分かったお兄ちゃん。」
「おはよう姫雛」
「おはようお兄ちゃん、なんか今日早いね。
何かあったの?」
「今日はちょっと特別なことがあるからねー。集中が必要だったんだよ」ニコッ
「ふ〜ん、そうなんだ」スヤァ
「寝ちゃダメだー姫雛ーー!」
「ごめん、お兄ちゃん」
「よし!顔を洗いに行こう」
「うん...」
姫雛とすぐ洗面所に行って、顔を洗った。
2人、完全に目が覚め着替えをしに行った。
今のうちに、俺はキッチンに行って朝ごはんを作りに行った。 「今日のメニューは、タマゴとベーコンと焼いたパンで良いかな」
とても香ばしい匂いがしてきた。パンにも妹に美味しく食べてもらうためにおまじないをかけた。
すると、妹が扉を開けて来た。
「とてもいい匂いだね、お兄ちゃん。」
「今日は、良いことが姫雛にあるようにおまじないをかけといたよ!」
「お兄ちゃん...こんなにも優しいお兄ちゃんを持てて凄くうれしい!」
「ドキッ!!」
一発KOだった。何のために生きているか再確認できた。
ピンポーン。
例の男が来た。
「お兄ちゃんが出るよ」
ドアを開けに行った。
開けたら松岡くんが居た。まぁ分かっていたんだけど。
「松岡くん。おはよう」
「おはようございます、お兄さん」
「今日は姫雛と一緒に行くの?」
「はい!」
「良ければお兄さんも途中までご一緒させてもらえないかなー」
唐突で困る松岡くんが居た。
「大丈夫です!」
本当は大丈夫では、無いはず。
「姫雛ー松岡くん、来たよー。」
「はーい!すぐ行くねー。」
「松岡くん、ちょっと待っててね。少し電話をしないといけない所があるから。」
「はい!」
そして、俺はケータイを使って電話をし始めた。
電話先は学校である。
「もしもし」ゴホッ
「もしもし」
「桜木ですけど、今日学校をお休みします」ゴホッ
「大丈夫ですか?」
「はい、明日にはいけると思います」ゴホッ
「分かりました。お大事に、」
これでよし、今日は妹と松岡くんを監視する準備が整った。
「お待たせー松岡くんと姫雛」
「お兄ちゃんも一緒に行くの?」
「うん、駄目かなー?」
「全然OK!だよ!」
「ありがとう2人とも」
「じゃあお兄さんと姫雛ちゃん行きましょう」
「うん!」
家を出発した。さーて、どう出るか松岡、
俺の前じゃ告れないだろう。
そんなことを考えていたらあっという間に、分岐道だ。
「また、後でねお兄ちゃん。」
「行ってきます、お兄さん。」
「2人とも行ってらっしゃい」
2人が学校に向かっていった。
俺はすぐ近くのトイレに行って、用意していた、服装にした。全身真っ黒の服だ。
ささっと、着替えた俺は直ぐに妹の学校に行った。
「こんな所に登れそうな木がある」
そこには、登ったら双眼鏡で、妹の教室がすぐ覗けるとても大きな木があった。
俺は木登りがとても得意だったためすぐに登った。
そこには妹と松岡くんが居た。
「松岡くんの席は結構姫雛に近いな、」グッ
なんと斜めだったのだ。
「マジか」
他のところを見ていると何やら不思議な言葉が書いてあった。
「カチ-ヒロ?」
よくわからない言葉があった。
そんなことを気にしていたら、1限目が終わったようだ。
「まだ一限目か〜先長いな。」
「こら!」
下から声がする。まずい警官だ。
逃げないとまずい。
物凄い大ジャンプをして着地をした。
とても足が痛かったが我慢して走った。
後ろから警官が来てたが、走りも速かったため逃げられた。
とりあえず家に帰った。
流石に走り疲れたからひと休みをした。
後半へ続く
後半はお兄ちゃんの、優しい所が見られます。
期待していてください。