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例の男出現!!

投稿者 舞です。

今回の2話は、必見です!!


心臓がバクバクと鳴っている。 今から警戒しなければ妹は彼氏になる相手とあってしまう、俺がずっと妹のそばにいれば安心なはず、そういって学校まで歩いていくことやや5分、何事も無く時が過ぎていった。


「なんだ、男は現れなかったか。俺を見て怖くなってビビったか、フッ」


「さて、姫雛よ お兄ちゃんは、そこの分岐で別々になるから変な人や男の子には気をつけるんだよ」


「お兄ちゃん、喋り方がお父さんみたいw」


「お兄ちゃんは姫雛が心配なんだよ。

俺の愛している妹が変な虫に付きまとわれないか。」


「お兄ちゃんのバーカ」

そういって姫雛は走っていた。


「ガーン…」

「でもこう言われるのもありかも」

そう思いながら、学校に向かっていった。


学校に着くなり、靴箱を見て見ると一つのラブレターが入っていった。

「なんだこれ?」

不思議そうに見ていると、他の俺を見ていた男子が目つきを悪くしていた。

とりあえず、そのラブレターを持って教室に向かった。何だか、後をつけられている感じがしたので走った。

「なんで走らないと行けないんだ。誰だよ俺を見ている奴は、」


と思いながら自分の席に座った。

学校では、あまり目立たない方で友達も最低限いるだけだ。こんな奴が、モテるなんてありえない。多分誰かが、入れる靴箱を間違えたのだろう。


今は、そんなことを考えている場合じゃない。 妹が心配で頭がどうにかなってしまいそうだ。

そんなことを思っているとLHRが始まった。

「なぁ、お前ってシスコン?」

そう言ってきたのは、隣の席の健司だ。

そいつはとても頭も良く、色々困ったことがあっても助けてくれるいい奴だ。

いきなり言われた一言に、

「なんでだよ?」


「いや、だってさ今日、妹と途中まで一緒に歩いて来てたからさ。」


「それは、妹に彼氏が...いや、最近って何かと物騒だから妹が心配だったんだよ。」


「確かにお前の妹、すごく可愛いもんな。そりゃたしかに危ないな」


(お前は分かってる!妹の可愛さに!!)


「だからな、一緒にいたんだよ。」


「流石! お兄ちゃんの鏡!」


「いや、それほどでもないよ」

(当たり前だろ妹が好きなんだからこれくらいは普通だわ普通、舐めてんのかこの野郎)


そんな会話をしていると、先生に、

「コラコラ、そこ喋っているんじゃない。」


『すいません』

はぁ、怒られた。

そんな事がありながらも学校が終わった。

俺は、妹が心配だから直ぐに妹が通っている学校に行った。

丁度、他の生徒が帰っていく姿をみた。

「タイミングバッチリだな、姫雛を待つとするか。」


数分待っていると、姫雛が出てきた。

姫雛ーって呼ぼうとしたその時、姫雛の後ろから男の子が来た。その男の子は、見るからに普通の顔、普通の背、普通の体格、

とてもスタンダードな男の子だった。

「あれがもしかして例の姫雛の彼氏となる子か?」


「ありえないな、普通すぎて姫雛とは合わないなw」


「でも、仲が良さそうだな。ちょっとお兄さまが軽く自己紹介してきますか!」


「どうも!!」


「お兄ちゃん!?」


「えっ?お兄さんですか?こんにちは」


「こんにちは」ニヤリ


「姫雛、この子は誰だい?」


「同じクラスの、松岡くん

とても、仲良くしてるんだよ」


とてもご機嫌が良さそうに妹がこっちを見てくる。これが俺には危険サイレンの様にしか感じなかった。

「お兄さん、すいません妹さんを仲良くしてしまって。」


「ん?どうしてそんなことを、言うんだい?」


「なんか、お兄さんから殺気の様なものを感じたものですから。」

しまった、ついつい殺意をむき出しにしてしまった。

男の子を見るとみんな敵のように感じてしまうからそこを無くさないと。


「ごめんごめん。蚊がブンブン飛んでいたから。邪魔で、」


「そうですか、それなら良かったです。」


そんな話しをしていると妹が、

「安心した!お兄ちゃんがまた、男の子を追い払うのか心配だったんだ。」


「前に追い払った事があるんですか?」


「まぁね、その子はとても姫雛に下心むき出しだったからね」


「松岡くん、これからも姫雛を宜しくね。」


「はい!」


「たくっ、お兄ちゃんたら」


そういって姫雛の友達の松岡くんと別々になり、姫雛と一緒に家に帰った。

お兄ちゃん的にはまず一安心と言った所か、


「お兄ちゃん」

いきなり姫雛が、喋ってきた

「どうした?」


「一緒に寝よ?」


「えっ?」

「いきなりどうした?」


「なんか1人じゃ今日眠れそうになくって。」

これはどうしたものか、とても嬉しい言葉だ、子供の時以来一緒に寝るのは久しぶりだからとても心が興奮してしまっている。

「良いよ、」


「ありがとう、お兄ちゃん!」


その後、風呂に入り、2人でベッドに入った。

「狭くないか?」(ウヒョー、最高!)


「大丈夫だよ、お兄ちゃん」

「本当に久しぶりだね、一緒に寝るの」


「そ、そうだな」(体温が伝わる〜!)

「なんか話しがあったんじゃないのか?」


「うん、分かっちゃった?」

わかって当然である、いきなり一緒に寝よ、なんて言わないからなこれでもお兄ちゃん歴は長いぞ、舐めるではない妹よ。

「それで何の話だ?」


「それはね、私、松岡君のことが気になっているの、」


「な、なんだと!?」

松岡の野郎ーーーーーーーー

「な、何でそれをお兄ちゃんに言うの?」


「お兄ちゃんにも応援してほしいから。」


「お、おう。任せとけこれでも恋愛マスターだからな。」


「本当に?」


「おう!」


「また何かあったらお兄ちゃんに聞くね!」


「いいよ!ドンと来い」


「うん!これで気が楽になったよありがとうお兄ちゃん、もう遅いから寝るね、おやすみお兄ちゃん。」


「う、うんおやすみ姫雛」


ふぅ、寝たかな。松岡か予想だにしなかった。普通の少年かと思っていたけどあれが彼氏となる奴か。明日からは厳重に警戒しないとな。

『俺の妹は、誰にも渡さん!!』


このあとの展開が更に

蓮楓の心が崩壊する!?

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