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シスコンブラザー

投稿者 舞です!


このお話はオリジナルなので、楽しんでいってください!(∩ˊᵕˋ∩)・*

8時30分 妹の朝は遅い。俺の脳内には無数の遺伝子が組み込まれている、その遺伝子の中には妹萌えと言うカテゴリーが存在していた。

妹が起きた、「お兄ちゃんどうしたの?」っといきなり意味が不明なことを言ってきた。

自分の顔を見ていると、泣いていたのである。自分では、そんなことになっていたなんて思っていなかった。

すかさず妹に、「お兄ちゃんはね、妹がこのまま起きないんじゃないか心配してたんだよ。」と言って誤魔化した。

妹は、「なにそれ、意味わかんないw」と言われてしまった。

ここは自分も笑うしかなかった。

そんなこんなで時間が過ぎ、学校に遅れてしまいそうになってしまった。

妹も猛スピードで着替え食パンを手に学校に走っていった。

俺は、それをみて興奮してしまい鼻血が出て、出血多量で、倒れた。

気がつくと、目の前には妹がいた。状況が読めず、辺りを見渡した。

ここは病院のようだった、多分倒れていたのを誰かが救急車を呼んでくれたようだ。

妹は、俺に「お兄ちゃんどうして倒れたの?、どっか打ったの?お兄ちゃんが死んじゃうんじゃないか怖かったよー」と泣きじゃくった顔で胸に飛び込んできた。

(妹の走っていく姿を見て倒れたって言ってたら怒られるよな)っと思った。

とっさに、「頭がクラクラして倒れたんだよ」って誤魔化した。

妹には誤魔化してばかりついているけど、嫌われたら元も子もないことを思ってしまった自分がいることが恥ずかしい

そんなことを思っていると、妹が突然、

「お兄ちゃん、突然だけど彼氏ができたの。」

「えっ?」

「聞き取れなかったから、も もう1回言ってくれ」

「彼氏ができたの」

俺は、その瞬間目の前が真っ暗になった。


気づくと、目の前が明るくなり

俺は自分のベッドにいた。

「なんで俺は自分のベッドの上にいるんだ?」

そういえば、たしか妹が病院で何か大事なことを言っていて、急に目の前が真っ暗になったんだっけ。

「今は何時だ?」

時間を見ると8時になっていた。

「何時間くらい寝てたんだろう。」

記憶が曖昧の中、いつも通り、妹をお越しに行かなくちゃ。

そういって、自分の部屋のドアを開けるとその奥には見知らぬ空間があった。

俺は、導かれるように進んでいったら

その奥には桜の木があった。

「桜の木が俺を呼んでいる。」

そんな気がした。近づいて触ってみたら、桜の木が光り輝き、目の前にはいつの間にか、女の人がいた。

「私は、あなたを導くもの」

「はっ?」

「私はあなたが好きな妹さんに、彼氏ができ、それを阻止する為に生まれた存在です」


そうだ、俺は妹が、彼氏ができたって聞いて

目が覚めたらベッドにいたんだっけ、

ってことは、

「あんたさ 妹の彼氏を消すことが出来るの?」

「いいえそれは無理です」

「じゃあどうやって、阻止をするの?」

「タイムスリップと言うなの時間操作です」

「時間操作?」

「はい」


『私は、昨日の出来事を変える力を持っているのです』


「それって、妹が彼氏を作るのを自らの手で阻止をして、ある意味ハッピーエンドにするってことか」

「つまりはそういう事です」

「それは素晴らしい」

「ありがとうございます」

「よし、今から昨日に戻って、やり直してくるか!」

『待ってください!!』

「ん?なんだ?」

「妹さんがどこで彼氏と会い、恋まで発展したのか分かりますか?」

「ん〜分かんないな」

「とりあえずは出たとこ勝負でやるわ」


「分かりました。とりあえず昨日にお送りします。

何かありましたら『阻止』っと大きい声で叫んでください。」


「OK!」

そして俺の目の前は、また真っ暗になった。

「お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!」

どこかで聞き覚えがある声が、

目を覚ますと妹が四つん這いにして俺の上に乗っていた。

「いいですなー」

「ん?何か言った?」

「いや何でもないよw」


俺は、立ち上がり時計を見た。

「よし!昨日の8時半になっている。」

「ん?妹が俺を起こしてきてる?いつも俺が起こしていた気がする」

「何言っているの?お兄ちゃんいつも私が起こしてるじゃんw」

いや待てよ、

「『阻止!』」

そう叫んだ瞬間時間が止まった。

「何かありましたか?」っと女の人が出てきた。

「なんか立場が、逆になっているけど?」


「あー、それはですね私からのプレゼントです。」

「妹萌のあなたにこういうシチュエーションだったら喜んでくれると思い少し細工をしました。」

「それはグッジョブ!」

「それで俺はこれからどうすればいい?」


「まずは、妹さんと一緒に学校に登校しましょう。」


「へっ?」

妹がいいって言うはずがない


「とりあえず善は急げです頑張ってください」

パチン、


「ちょ待て」


「ん?どうしたのお兄ちゃん?」


これはどうしたものか、とりあえず言ってみるか。

「俺と一緒に学校に行かないか?」


「良いよ!」


「 本当に?」


「まぁ途中までだけどねー」


感激のあまり声も出なかった。

でもここからだ、妹に、彼氏ができるのは、何としてでも阻止しなきゃ、俺の妹が毒牙に侵される前に。



次回は、次は例の男出現!?です

お楽しみにー

コメントもお待ちしています( *¯ㅿ¯*)

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