プロローグ
タイトルの英文は百文字以内だとかどうとかでやむを得なく省略したもので、原文はこちらになります。
『In the all things,“end”is an absolute prerequisite. Everythings has own demise,and the god is not exception. If someone has no limit,it is not endless but cannot end.』
博識な人は訳してみて「ここ、文法おかしいじゃねーか!」とか遠慮なく言ってください!
因みにタイトルの感じとしてはシュタゲみたいなのを目指していました……。
…………無念。
万物において“終わり”は絶対の条件だ。
全てはそれぞれ自身の“終わり”を持っていて、それは神でさえ例外ではない。
もし、“終わり”を持たざるものがいるとしたら、それは終わらないのではなく、終われないのだ。
誰が遺したわけでもないこの言葉は僕の胸の奥深くに刻まれていた。
いつから?それさえも分からない。
けど、それを強烈に意識しはじめたのは間違いなく、“あの時”からだろう。
その理不尽は未だに僕の心を鎖のように絡めて離さない。
一つの命が終わってしまったあの日からずっと。
けど、いつかこの呪縛にも終わりが来るのだろう。
忘却、喪失、死。
それがどんなものかは分からないけど、万物において“終わり”は絶対の条件なのだから。
しかし、僕は同時に理解している。その“終わり”が明日、明後日などではなく、永劫にも思える時間の果てにあるものだと。
だから、だからこそ。僕は今日もあいつにこう言ってから眠りに就くんだ。
「おやすみ。××」
僕は“終わり”を望むと同時に、あいつの存在が終わってほしくないから。
そして、“終わり”はまた一つの“始まり”であることをまだ僕は知らないから。