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ゼントアク  作者: クル
3/3

第1章:生き返りをかけたゲーム 序章:この世界で最も人を殺した少女 三話:異食の二人

港國春 ―ミナトクニハル―

生まれてすぐに母親とアメリカに移住した。

母親から育児放棄を受ける。

15歳になると家から出されてその日暮らしの毎日。

20歳になり初めて彼女ができる

2か月後彼女に遊ばれていたことに気が付きレイプした後殺害

その後50人もの女性を襲い殺害した

羽黒からは“精液臭い”と言われた。

777不思議一日目羽黒に肉片にされた後通りかかった不思議に食べられた

死因:病死


John・Adolph  ―ジョン・アドルフ―

幼いころに両親の仕事の関係で日本に移住

日本で問題なく育った

ある時母親に言い寄られ肉体関係を強要されかけた。

その時父親が帰ってきて勘違いをした父親に殴られる。

羽黒から“童貞臭い”と言われる

777不思議一日目羽黒に声帯と手足の腱を切られるもすぐに回復、國春の専用武器長鞭「電気ウナギ」を奪いその場を後にする

死因:内臓破裂


 羽黒のその忌々しい殺意に私は殺される映像がはっきりと見えた。殺される。

「鷹ちゃん。仲間脅しちゃいけないよ~」

ちびサタンは呆れたように羽黒と話をしていた。すると殺意は消えて

「ごめん。またやってしまった。立てる?」

そう言い私に手を差し伸べる。恐る恐る手を握ったが手の震えが止まらなかった。

「本当にごめんなさい」

すごく申し訳なさそうに私の手を握りしめる。

手を握られたらすごく安心できた。

「さぁ、行こうか麻耶」




ちびサタンはここに来てようやくこの第一の試練について語りだした

「この777不思議は777体の化け物が住む世界。そいつらは人が好物だから君たちを襲ってくるんだ~」

「そういうことは始まってすぐに言えよ!」

化け物に追われながら麻耶はちびサタンに嫌味を吐いた

「羽黒さん!あなたこれぐらい片づけられるんじゃないの?」

私は自信満々に返してあげた

「こんなの一撃でおつりの方が大きいよ(きらりん)」

「(きらりん)なんて付けるキャラだっけ?」

そんなツッコミを無視して私は背後の化け物たちを走りながら切りつけた。



「一撃もいらなかったじゃん!」

涙目になりながら私の胸倉を握りしめた。

「なるべく多く集めたかったんだよ~」

ちびサタンがニヤニヤしながら私を見てそういった

その通りである。弱いやつ一気に集めて一撃で葬った方が効率がいい。



「相変わらずだね~」



暗がりからいきなり少女が飛びかかってきたので天水分神で水の壁を作って防いだ。

壁の中に二人が入った瞬間に壁自体が発光して放電した。

「わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

全く気が付かなかった麻耶の悲鳴が辺りにこだまして三人が倒れこんだ。



「ちびサタン」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「これって今までで一番のピンチだと思う」

「そだね~」

珍しくちびサタンは青ざめていた。

物陰から化け物たちの鳴き声と足音が聞こえてきた。

その音は徐々に大きくなり私に飛びかかった。


「さっきはごめんね~」

目を覚ますとさっき襲い掛かってきた少女の1人が羽黒さんと話していた。話の内容は少し聞きづらいが

「人の体でやっぱり腰からお尻にかけて辺りが一番おいしいよね~」

どうやらちゃんと聞こえても話にはついていけなさそうだ。


すると壁によっかかっていた綺麗な女性が話しかけてきた。

「貴方は羽黒さんのパートナーですね。私はElizabeth・phoenixエリザベス・フェニックス。そこにいる凛音仁王りおんにおうちゃんのパートナーです。」

この人とは話ができそうだと思った

「明菜麻耶!よろしく!」

すると羽黒さんが私に気が付き話しかけてきた。

「目覚めたか…ごめんね二人とも長居させちゃって」

私への心配はないのかと思ったがどうやらすでにブラックルームに帰ってきている。

「君たちの部屋はメルヘンだね~。歯歯歯ししし

いきなり顔の横で話しかけられて飛び上がると羽黒からは「またか」みたいな冷たい目で見つめられた。

それは驚くに決まっている。今の日本で最も有名な殺人鬼が二人もそろっているのだから。

数年前より警察官を惨殺して回っている「白い死神」(羽黒鷹)と一昨年から人を襲い殺した人を食べてしまう猟奇食人鬼「凛音仁王」二人とも死人とはいえ大量殺人鬼には変わらない。

「えーっと…凛音さんってあの…?」

“同姓同名の別人かもしれない”その可能性に欠けて聞いてみるが

「ああ!食人鬼の凛音仁王だ!そんな聞かなくともこんな珍しい名前なんだから分かっているものなのかと……ってか!ハグロンヨーに聞かなかったのか?」

そんなことを話すのは私よりも年下の少女だった。

とても“あの”凛音仁王だとは思えなかった

「ハグロンヨーはやめなさい。それにしても仁王ちゃんも死んでたんだ。お見舞いに来たときは元気だったのに。」

羽黒さんは仁王ちゃんの頭を二度軽くたたきそのままよっかかる。

「やめてよ~」と仁王ちゃんは羽黒さんの手を避けて

「私まだ成長期なんだよ~。…

……私も死ぬとは思ってなかったからね~。でも死んだらこんなの在るし私はハグロンヨーチームと生き返りたいな~って」

こんな少女がどうしても有名な食人鬼だとは思えなかった。

「ハグロンヨーと組んでた時一番人間食えたんだよ~」

前言撤回!

やっぱりそうなんだ~

「麻耶ちゃん。大丈夫、」

エリザベスさんも顔が青ざめていた。

「私も日本にはいなかったけど二人のうわさは知ってまして…」

常人には大量殺人鬼二人が目の前にるっていう非日常は耐え難かった



サタン、ベルゼブブの話によれば生き返られるのは7つの試練を切り抜けたもの。複数人でもいいらしい。

「もちろんクリアさえしてくれれば何人でもいいって話をしてたよ~。」

「ええそうだったわね。あなたたちがクリアしてくれると私たちにも褒美があるからうれしいのよ~」

サタンの顎をす~っとなでるベルゼブブ。サタンは一気に青ざめる。

「アスモデウスみたいなことするなよ~」

慌てふためくサタンがかわいかったので私はしばしその風景を眺めていた


凛音仁王 ―リオンニオウ―

食人鬼

ギザ歯

食物アレルギーが反応しなかったのが人肉だった為人以外食べれない少女

学校に行っていないため知能が低い

その代り強い


Elizabeth・phoenix ―エリザベス・フェニックス―

生前食べ物を食べられなかった


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