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11)新入生歓迎会7

どうも、冬眠生活中の東西路です。


時間の無さに涙目になりつつ、書きましたが短い……。

ごめんなさい!

 さて、ウケると思って言わせたであろう星宮先輩に何故か首落ちて死を覚悟してもらいたくなった。

 孝司はポカーンとしているし、全校生徒は何やら騒がしい。

 赤面で悶絶していると、星宮先輩は孝司からマイクを奪った。


「まぁ、なんだ。こういった新入生代表ってのもアリだと思ったんだ」

「どこがですか!」

「……」


 スタスタと孝司は出ていく。

 帰り際に星宮先輩を問い詰めるような顔になっていたが、なんだろうか。

 さて、そんなこんなで新入生歓迎会は終結した。

 賭けの結果は聞かないことにした。

 孝司は相変わらず、敵視した目で見ていた。

 そんな中で、会長からまた、来いって言われた。

 次は何をするんですか……。



***



「よく来てくれた」

「次はなんですか。会長」


 放課後、俺は生徒会室に向かった。

 扉を開けると、会長しか居なかった。


「まぁ、座りたまえ」

「は、はぁ」


 近くにあった椅子に座り、会長と向き合う。


「来週末、この学校は70周年を迎える。そこで、生徒代表をしてもらいたい」

「また、恥をかけというのですか?」

「違う。孝司に見せつけて欲しいということだ」

「何故?」


 会長は真面目な顔になった。

 少し場の空気も凍る。


「彼は此処の学校にヤジを飛ばしていてね、私達からすれば……依怙贔屓(きげんとり)しないといけないのだ。それは、私達からすれば嫌だから、たっちーを使うことにしたんだ」


 そんな裏話を今、公開しないでください。

 ということは、俺は卒業までずっとずっと孝司の人気を落とさないといけない。

 責任重大の任務が課せられた。解せぬ。


「拒否権はもちろんない。頑張れ」


 俺の右肩に右手を置いて、左手で親指をたてる。

 マジでこれが殺意の湧くというモノなのかな?

 そんなこんなで、俺の学校生活は始まった。


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