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僕と神子の異世界物語  作者: ラル
現代から異世界、最初の街と人との出会い
8/15

少女との出会い

バレンタインの短編に女の子が先にでてしまっていました。

ネタバレ、大変申し訳ありませんでした。

「よし!沢山食べろ!」

「お…おぉ。」

沢山ってこんな食べれないよ…。3人分だよなぁ?パーティーセット並にあるぞ…?


「ん、どうした?食べないのか?」

「あぁ、いや!食べますよ!」

量はともかく、見ためはとても美味しそうだ。


「ん、美味い!」

「だろ?私は凄いからな!」

前の世界のご飯と変わらないか、それ以上の美味しさだ。

見た目は真っ赤で辛そうなのに、トマトの味があって、フレッシュだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はぁ…、結構たべたな。」

「ガツガツ食べてたな!そんな美味かったか!」


確かに量は沢山あったのだが、味が美味すぎて簡単に食べきれてしまった。


「あ、そうだ。明日は外にでて魔物と戦ってこようと思います。新しい魔法を試したいので。」

「おう、そうか。気をつけてこいよ。」

「それじゃあ、僕はもう寝ますね。おやすみなさい。」


初日の夜、僕は静かに目を閉じた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「起きろ!!!!!

飯だ、飯!!」

「おわぁぁ!」


なんだよこれ…、最悪の起こし方じゃないか…。心臓に悪いわ…。

「早く下、こいよ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まあ、飯が美味いからいっか。


「よし、じゃあ外でてきます。」

「いってらっしゃい!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈グリック平原〉

「よし!戦うぞ!」

と意気込んだのはいいが、少し先で女の子が魔物に襲われている。

「人助け、人助け。」

僕は魔法攻撃ができる範囲に入ると、魔物にむかってファイヤーボール!を放つと女の子が燃えそうなので、風魔法で魔物を浮かそう。


中級魔法だ。“ヴォルテクスストーム”魔法を放つと、魔物は空に浮く。

今だ、上級魔法の“ファイヤーバーン”!

僕がファイヤーバーンを放つと、魔物は塵となって消えた。

女の子はなにが起きているのか分からない様子だ。

しかし、予想以上に上級魔法の威力が凄いな。

まあ僕は世間に知られていない神級魔法を持っているから、世間では一番強い部類なのだろうが…。


僕の存在に気づいた女の子が近づいてくる。

「あ、あの!助けていただいてありがとうございました!」

「いや、当たり前のことをしただけですよ。」

「それで私、好きになってしまいました!一緒に冒険させてください!」


…え?

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