80 ランチで恋バナ!?
どうぞよろしくお願いします。
「じゃ、ザカリー先輩、アンジェリカ先輩とご飯食べたいのにあっちに行かざるをえなかったんだ!?」
私は立ち上がった。
「まだ時間ある! 呼んでくる!」
「ペスカ!?」
マリアに呼び止められるけど私はアンジェリカ先輩を見た。
「会って話したいんでしょ?」
アンジェリカ先輩は……、頷いた。
「よっしゃ!」
私は若手の魔法騎士と騎士が6人ほど集まっているところに行き「ザカリー先輩! お話があります!」と声を掛けた。
「SS級受験者のペスカ!」「確か元竜騎士団長の養女になった……」「ザカリー?」「何?」
ざわざわしちゃったよ。
「ペスカ? 何か?」
「今年のお茶会のことなど話したいのです。まだ時間ありますし、あっちでお茶でもいかがですか!?」
ザカリー先輩がちょっと困った顔をしたが、周囲が「行って来いよ」と言ってくれ、ザカリー先輩は立ち上がり私と歩き出した。
「……アンジェリカに何か言われた?」
「うーん、私がザカリー先輩と話してみたかったので、でも、よりアンジェリカ先輩の方が話したそうでしたけど」
ザカリー先輩がにこっととってもいい笑顔で笑った。
アンジェリカ先輩とザカリー先輩を隣同士に座らせて、私達は近くにいるけど話を聞かないようにした。
マリアが呆れている。
「本当にペスカは……また変な噂になっちゃうかもよ」
「大丈夫だよ!
アンナ先輩とマリアが本当のことを知っているんだから」
そーいえばアンナ先輩は誰のヒーラー?」
「……私は専属のヒーラーじゃないの。
あのね、内緒にしてよ……。私の彼は魔法使いなの」
あ、そうか! 専属ヒーラーつかないんだ。
「そういうケースもあるのか……」
「それよりペスカはどうなっているのよ?
キルシェがまだA級取ったらとかまた噂になってたけど」
「そのまんまですけど。
前にキルシェと約束しちゃったんで。
キルシェがA級を取ったら……、私はフレイの専属ヒーラーを降ります。
まあ、後はフレイとキルシェで話をしてくれれば」
アンナ先輩がマリアを見た。
「ペスカってなんか拗らせてんの?
天然かと思ったけど……。違うんじゃない?」
マリアが首を傾げた。
「どうして、そうなっちゃうのかが……。
なんだかフレイがかわいそうになってきた……」
「フレイは友達だから。
前から言っているけど、私は誰とも、その……、恋人とかそういう感じで付き合う気はないよ」
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