251 昼食回避!?
どうぞよろしくお願いします。
中庭を通りエントランスに出て、庭まで行く途中で他の班とも一緒になる。
庭に出ると、ヨシュアが班リーダーの点呼をしてくれ、全部の班が集合していることが確認できた。
副官が進み出て、見学したことをこれからの学業と将来に生かして欲しいことや、これをきっかけに学生の見学を歓迎するし短期の仕事を頼むこともあると思うなんて話をしてくれた。
「ここで解散となりますが、今日、お茶を飲んだ食堂は来省者も利用できます。
これからランチの時間になりますので、利用してみたい方はどうぞ!
入口で食券を購入する形となります。
今日のメニューはオムライスですよ!
人気メニューです!
では、アーサー殿下からも一言!」
アーサー殿下が進み出て「魔法についての研究やもっと魔法をこの世界に生かしていく方法を考えるのが魔法省だ。一緒に働けることを楽しみにしている!」と挨拶した。
みんな、拍手して答えている。
ヨシュアと私と先生が前に出た。
「ではこれで魔法省社会見学はおしまいです!
ここから自由行動になりますが、気をつけて学校まで帰って下さいね!」
先生が「もし、学校に帰る方法が不安な者は私のところに来るように!」と声を掛けてくれた。
1年生達がどうしようかな? という表情をしていた。
「ペスカ! 5年生は王城に行くわ!」
アンナ先輩が来て言った。
「ステファン王子殿下とロマーナ王弟殿下にご招待されて。
5年生全員、アンジェリカ先輩方もそちらに寄らせてもらうことになったから!」
「はい、お気をつけて!」
4、5班がこちらに来た。
1年生達がなんとなく集まっている。
「1年生は大丈夫?」
私は同じ班だった魔神寮の子に声を掛けた。
「大丈夫です! せっかくだから食堂に行ってみようかと!
先生も一緒に行ってくれることになって!」
先生がこちらを見てウインクした。
「ペスカ、1年生で食堂に行きたい者は私と行くから大丈夫だよ。ヨシュアもご苦労さん。
4年生は中心に動いてくれて、お疲れ様でした!
よーし、食堂に行く者は一緒に行こう!」
「先生のおごりー?」「やったー」「なわけないだろ!」なんて楽しそうな声を響かせながら、先生と1年生が食堂へ戻って行く。
それを見て、2年、3年、4年も門へ向かう者、食堂に行ってみようとする者とばらけて行く。
チェルシーは3年生の友達と合流するとのことでここで別れた。
5年生達はまとまって門から出て行っている。
フィオナはハーブの所に来て、なんとなくいつものメンバー+アベル王子とフィオナという感じになる。
11人か!
エースが「店に入るには大人数だよな? 食堂行くか?」と言った。
「「えっ!」」
私とヨシュアが声を上げてしまう。
「何? なんかあるの?」
カフカに言われて……。
「あ、王庭に出てさ、屋台の軽食をみんなで食べるとかは!
話もできそうだし!」
「わー! 屋台!? ぜひ、食べてみたい!」
アベル王子が歓声を上げてくれて。
ほっ。とりあえず、魔法省を出ましょう!!
副官がこちらに来て、私に封筒を渡してきた。
「今日はご友人と過ごされると思いますが、今度はペスカ様だけでもぜひいらして下さい」
「今日はありがとうございました」
副官はいい人だと思うので受け取らないとかちょっとできない。
読んで下さり、ありがとうございます。




