【おまけ】勝ち組の生き方
柏田は、ベッドの上で大きく伸びをした。
「はぁ……。最高だったな」
昨夜の出来事を思い返し、思わず口元が緩む。
清楚な雰囲気の二人は、思った以上に大胆だった。美咲はすっかり打ち解けて、途中からは有紗まで乗り気になっていた。
「みんなが楽しんでくれてよかった」
そう呟きながら、横を見る。
美咲はまだ眠っていた。掛け布団から白い肩が覗いている。
反対側では、有紗がスマホをいじっていた。
「おはよう」
柏田が声をかけると、有紗は軽く会釈した。
「おはよ。もう起きるの?」
「まあな。朝飯でも買いに行く?」
「いいね」
有紗がスマホを操作しながら、美咲の肩を軽く叩く。
「ほら、美咲。起きな。」
「ん……?」
美咲がゆっくりと目を開ける。少しぼんやりした表情で、寝ぼけた声を出した。
「コンビニ行くけど、一緒に行く?」
「うん……。行く……」
まだ眠そうな美咲を見て、柏田はくすっと笑う。
昨夜あんなに楽しんでいたんだから、疲れているのも当然だろう。
不意に視線が絡み合った。
有紗が少し微笑みながら言った。
「ねえ、またこういうのやろうよ」
「お、珍しくノリ気じゃん」
柏田がからかうように言うと、有紗は「別に」とそっぽを向いた。
美咲も、少し笑いながらうなずく。
「いいね。楽しかったし」
柏田は満足げに頷いた。
「じゃあ、計画立てるか」
「うん」
美咲と有紗も同意する。
また近いうちに、同じような夜を過ごすことになるだろう。
そう確信しながら、柏田はベッドから立ち上がった。
清々しい朝だった。




