表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

109/153

109 再びの平穏、安らぎは永遠には続かない

「で、話ってなんだ? 福幸?」

 

 傲慢がどこかへ行き、その後あてなしに歩いていた二人は話し始める。

 

「いや、大したことじゃないんだが。お前ってエクストラスキルを持ってるか?」

「ん? エクストラ? 持ってるぞ。かなり強いからお世話になってるが……、お前も持ってるのか?」

「お前のやつって強いのか……。」

「もしかして福幸のやつは弱いのか?」

「まぁ、うん。」

「……乙。」

「慰めんなよ、惨めになるだろ。」

「……。」

 

 早速空気が重くなる。

 

「ま、まあいいじゃないのか?」

「はぁ、まあいっか。で、本題に入るぞ。」

「あ、コレ本題じゃねぇんだ。」

「そりゃそうだろ。」

「確かにそうか。で、本題はなんだ?」

「簡単にいえばクラスメイトと合流したい。少なくともバラバラになってるわけではないんだよな?」

「まぁ、な。」

「じゃあ、一度会ってみたい。」

「いや、会えるのは会えるんだがなぁ。微妙な場所にいるぞ。」

「微妙な場所ってどこだよ?」

「学園。」

 

 その言葉を聞いた時、福幸の頭に錬金術師との会話が蘇る。

 

「……、学園ね。」

「なんか知ってそうだな。」

「問題児が大量に入ったって言う話を耳に挟んでな。」

「……、そう言うことか。」

 

 どちらも苦い顔になる。

 問題児という言葉、そこから読み取るに異世界にきて自分の世界の常識をひけらかし迷惑をかけていることは窺える。

 

「やっぱりあいつら、ギフトで好き勝手してやがるか。」

「ん? ギフト?」

「ギフトはギフトだぞ? ステータスにギフトスキルって書かれてないか?」

「は? そんな物みたことないぞ?」

「マジかー。お前、マジで持ってないのかー。」

 

 手を目に当て天を仰ぐ角内。

 その様子は福幸を憐れんでいるようにも見える。

 

「マジで持ってなかったか? マジのマジで?」

「マジのマジだよ。」

「ねぇねぇなんの話よ!! 私も混ぜて!!」

「「黙れ!! 五月蝿い!!」」

 

 二人から同時に言われてメソメソする残念騎士。

 それを無視して二人は話し合う。

 

「ギフトってことは与えられたって事だよな? となれば、神か何かの上位存在がそれを渡したわけで……、ああ、そういう事か。」

「何が分かったんだよ?」

「いや,簡単な話だと思ってな。俺は最初森のど真ん中にいたって言ったよな?」

「言ってない。」

「え? あ、そりゃすまん。じゃぁ、転移した時の様子を軽く話すわ。」

 

 そう言って、福幸は角内にアレコレ説明をする。

 

「うん、了解。とりあえず、お前の目的はお前の奴隷彼女の樺黄小町を探すことと神殺しを行う事だな。」

「そうなるな。」

「目的と動機もある程度理解した。」

「そりゃありがたい。」

「それより、俺は剣姫って人物のことが気になるな。」

「……、何が聞きたいんだ?」

「いや、少し気になっただけだから、そう睨むな。」

「睨んで無いぞ?」

「睨んでるから!! 超怖いから!!」

 

 三人は、騒ぎつつも平原をゆく。

 こんな平穏がいつまでも続けば良いと、二人は思いつつそうならないことを予感していた。

二章もそろそろ終了!!

更新が遅い理由は三章のプロット作成してるからです。

許してください!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ