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モフ神様と森の中  作者: 南人
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世界の中心で・・・

「約束じゃぞ!次は絶対に『ほいっぷ』を出すのじゃ!」

「はいはい、おかわりいる?」

「もちろんいるのじゃ!」

「はにゃ~薬草の手入れ終わったにゃ~。あにゃ、モーモー様美味しそうなの食べてるにゃ」

「レベッカもどーぞ」

「ありがとにゃ~!ん~甘くて美味しいにゃ~疲れが取れるにゃ」


 あれから早いもので2ヶ月。ここでの生活にも慣れましたよ。毎日『具現化』使ってたらレベルアップして1日1回が2回になったのよね。

 序でに『クリエイト』――創造魔法で定番の『収納』と『鑑定』も身につけたし。2つともMPごっそり持ってかれて気絶したけどね!


「ところでマルグリッドはまだ帰ってこんのか?」

「そういえば1度も会ったこと無かったよね。ちゃんと挨拶したいのに…」

「ん~当分帰ってこにゃいと思うにゃ。新しくできたダンジョンで薬草採集三昧みたいにゃ~こにゃいだ『パラダイス☆』って連絡が来たにゃ」

「相変わらずの薬草バカじゃの」


 聞けばダンジョンでしか生えない薬草があるそうで、レベッカの師匠は新しいダンジョンの話を聞くや否や飛び出しちゃったんだって。


「30階層中まだ半分しか行けてにゃいみたいにゃ」

「そりゃまだまだ掛かりそうじゃの」

「大変そうだね…大丈夫なの?」

「新種の薬草が見つかったってウハウハしてたから問題にゃいにゃ」


 話をしながら残った小豆餡を『収納』する。しっかり時間停止機能付。超便利!もちろん最初に出した米俵も入ってるよ。1人で消費できるか心配だったけど、丼物作ったらレベッカが気に入ってくれたので順調に消費中。レベッカって身体に見合わず大食いなのにはビックリしたよ。


◇◇◇


 2ヶ月の間にモフ神様とレベッカからこの世界や魔法の事を色々聞いた。

 この世界の名はセレンヌディアーナといって1つの大陸と小さな島々で出来てるんだって。その大陸の中央を南北に『深遠の森』が連なっていて、今いる所は森のほぼ中心なんだそうだ。

 森には魔獣と呼ばれる獰猛な生き物――あの角ウサギもそう――がいるけど、モフ神様のお蔭でこの周辺には入ってこれないから安心だね。

 そしてやっぱり居ました、エルフにドワーフはもちろん獣人族や龍人族、妖精族も…あ、レベッカはケット・シーなんだって。

 『深遠の森』を境に東と西では文化が違ってて、西の方がおおらかな種族が多いみたい。獣人族がその筆頭で逆に東の方は人族が多く住んでいて幾つか国があるらしい。

 まぁこの森から出るつもりはないから関係ないかな。


 魔法に関しては火・水・風・土・光・闇の6属性を主軸に氷や雷といった複合魔法もあって、ホントどこのラノベの世界だよって感じ。

 私も一応簡単な魔法は使えるようになったよ。灯り1つ灯せないと困るもんね。


◇◇◇


 おやつタイムを終え、洗濯物を取り込むためにレベッカと一緒に外に出る。今日は良い天気だったからよく乾いてて気持ちがいい。シーツ丸洗いして正解だったな。


「――どうしてここに人族が居るのです?貴女何者ですの?」


 突然声をかけられ振り向いたら金髪緑眼の美少女が居ました。

閲覧ありがとうございます。

気に入って頂けたら感想の程よろしくお願いします。

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