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メキシコ帝国領イースター島消滅事件 ‐ ウィキパディア

ウィキパディア-フリー百科事典

ページ/ノート

―――――――――――――――――――


イースター島消滅事件

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イースター島消滅事件とは2021年3月3日にメキシコ帝国領イースター島で行方不明者590,000人以上を出したイースター島が消滅した事件である。

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目次


1概要

 1.1消滅事件の特徴

 1.2消滅の原因

2被害

 2.1メキシコ帝国海軍

 2.2メキシコ帝国陸軍

 2.3帝国親衛隊

3災害後対応

 3.1メキシコ帝国

 3.2各国

4復興

5資料


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概要


イースター島はメキシコ帝国本土からブラジル、アルゼンチン以外の南米地域を支配するメキシコ帝国から見て最西端にある島でありこの島はメキシコ帝国にとって太平洋地域方面におけるメキシコ帝国海軍の最重要拠点であった。島にはメキシコ太平洋方面軍司令部や軍港の他、艦船を補修、修理する為の大型乾ドック、空軍基地の機能を備えた国際空港、メガフロートを活用した工業地帯までが整備され軍事面でも観光面でも整備されていた。しかし、2021年3月3日午前11時32分頃から島からの全通信が途切れたとされ2日後にメキシコ帝国軍によって行われた偵察によって初めてイースター島が消失している事が確認された。この事件によってメキシコ帝国は太平洋における最重要軍事拠点を失いその後の太平洋地域での作戦行動に大きな支障が出る事になった。


・消滅事件の特徴

事件後に行われた海洋調査によってイースター島は海底200メートル地点から根こそぎ削られるように消失している事が確認された。当時の各国の気象衛星の情報によるとイースター島は3月3日には低気圧による嵐に見舞われていた事が分かっているが関連性は不明。


・消滅の原因

当初、メキシコ帝国はメキシコ帝国と対立している中国やアメリカによる攻撃ではないかと推測したが弾道ミサイルや核爆発の場合は必ず観測が出来るはずであり核攻撃説は否定された。火山噴火説や隕石衝突説など存在するが消滅の原因は今のところ分かっていない。


――――――――――――――――――――――――――――

被害


この消滅事件で行方不明になった人物の集計は全て推測であり確証が取れる記録は取れていない。しかし、イースター島に居住してた住民の人口と島に駐留していたメキシコ帝国軍の兵士や関係者、帝国親衛隊の隊員や関係者の数と一般観光客の昨年の統計を元に計算すると行方不明者の人数は590,000人以上と推計される。行方不明者の中にはメキシコ帝国の皇位継承権第6位の皇族である██████や軍艦の引渡しに同行していた日本の海上自衛隊関係者、外務省職員、戦艦日向、伊勢の元乗組員、マスメディア計128名も含まれている。また、人的被害や島の被害の他にもメキシコ帝国は太平洋における海軍の主力艦隊もそのおよそ6割を失っている。


・メキシコ帝国海軍

行方不明者:100,000人以上

以下は消滅事件時にイースター島に居た為に消滅事件に巻き込まれたメキシコ帝国海軍の艦艇である。


〔Emperador級原子力戦艦1番 メキシコシティ〕

建造:1945年

兵装:41cm3連装砲4基

  :12cm連装砲4基

  :CIWS30mm機関砲4基

  :4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー8基

  :4連装対空ミサイル発射機4基

概要:第二次世界大戦中にイースター島へと侵攻した日本海軍の戦艦長門、陸奥率いる戦艦同士による艦隊戦で太平洋艦隊が事実上壊滅した事を受けてメキシコ帝国が建造を急がした超弩級主力戦艦。大戦後はメキシコ内戦などで活躍し冷戦下、大規模な近代化改修を受けて世界初の原子力戦艦となった。41cm核砲弾を複数搭載しておりメキシコ帝国と中国との間で新冷戦が勃発すると2018年には太平洋上で2番艦のテオティワカンと共に核砲弾計24発を一斉発射するという核実験を行い世界各国から非難を浴びた。


〔Emperador級原子力戦艦2番 テオティワカン〕

建造:1946年

兵装:41cm3連装砲4基

  :12cm連装砲4基

  :CIWS30mm機関砲4基

  :4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー8基

  :4連装対空ミサイル発射機4基

概要:第二次世界大戦中にイースター島へと侵攻した日本海軍の戦艦長門、陸奥率いる戦艦同士による艦隊戦で太平洋艦隊が事実上壊滅した事を受けてメキシコ帝国が建造を急がした超弩級主力戦艦。大戦後はメキシコ内戦などで活躍し冷戦下、大規模な近代化改修を受けて世界で2番目の原子力戦艦となった。41cm核砲弾を複数搭載しておりメキシコ帝国と中国との間で新冷戦が勃発すると2018年には太平洋上で1番艦のメキシコシティと共に核砲弾計24発を一斉発射するという核実験を行い世界各国から非難を浴びた。


〔Imperio級戦艦6番艦 イサベラ〕

建造:1944年

兵装:35cm連装砲4基

  :CIWS30mm機関砲4基

  :4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー6基

  :4連装対空ミサイル発射機2基

概要:Imperio級戦艦はメキシコ帝国が初めて自国建造に成功した超弩級戦艦である。当初の計画ではImperio級戦艦は4隻のみの建造だったが当時の皇帝の命により13隻まで拡大された。3隻はキューバ沖海戦においてキューバ海軍のミサイル艇による攻撃を受けて大きなダメージを負ったため解体された。この海戦は戦艦がもはや時代遅れであると言う認識を世界にもたらした。メキシコ帝国海軍はこの結果を受けImperio級戦艦を退役させる計画を立てていたがその最中、メキシコ帝国領コロンビア州で植民地戦争が発生した為、退役する機会を逃し以後、近代化改修を続け現在に至る。イザベラはフィリピン内戦の支援から帰還した翌日に消滅に巻き込まれた。


〔デモイン級重巡洋艦 グアダラハラ〕

売却:1943年

兵装:Mk.16 55口径203mm3連装砲3基

  :Mk.12 38口径127mm砲9基

  :4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー4基

  :2連装対空ミサイル発射機2基

概要:メキシコ帝国がアメリカから輸入したデモイン級重巡洋艦。2隻が輸入され1隻は大戦後、台湾へと空母2隻と共に売却された。グアダラハラは第二次世界大戦において太平洋艦隊に配属されていたが3度の海戦を乗り切り唯一生き残っていた重巡洋艦だった。その後も第一次台湾海峡危機ではグアダラハラ率いる太平洋第8巡洋艦隊が中国軍に占拠された一江山島に対して艦砲射撃を行い台湾軍による奪還作戦を成功に導いた。Emperador級が原子力戦艦となるまではグアダラハラがメキシコ帝国で最も有名な艦だった。現在でもグアダラハラはメキシコ帝国国内で最も人気のある艦である。消滅事件の際は補修点検の為にフィリピン内戦の支援より帰還していた。


〔メキシコ級戦略原子力潜水艦2番艦 ポゴタ〕

建造:2001年

兵装:Mk-32型弾道ミサイル10基

  :艦対艦ミサイルが発射可能な魚雷発射管6門

概要:メキシコ帝国が初めて建造した戦略原子力潜水艦で中国へ対抗する為に3隻が建造された。Mk‐32型弾道ミサイルの射程距離は2000キロから3000キロとも言われているが詳しい事は分かっていない。2016年に中国が領有権を主張する南シナ海を複数回航行し中国側を威嚇していた。ボゴタはフィリピン沖を航行中に大型漁船と衝突する事故を起こしており消滅事件の日は乾ドックにて点検作業が行われていた。


〔アマゾン級ミサイル原子力重巡洋艦2番艦 チワワ〕

建造:1998年

兵装:12cm連装速射砲1基

  :垂直発射式ミサイル発射機74セル

  :対空ミサイル2連装発射機2基

  :対空ミサイルVLS12基

  :4連装対潜ミサイル装甲ボックスランチャー2基

  :CIWS30mm機関砲6基

  :3連装魚雷発射管2基

  :哨戒ヘリコプター2機

概要:アメリカのイージス艦に対抗してメキシコ帝国海軍が6隻建造した原子力重巡洋艦。メキシコ帝国版イージス艦とも呼ばれる。イージスシステムに関してはアメリカから技術が漏洩した疑いがあるとされる。メキシコ帝国海軍の虎の子であり強力な防空能力で戦艦部隊を護衛するように設計されている。消滅事件の時はEmperador級の護衛としてメキシコ帝国本土からやって来ていた。


〔アマゾン級ミサイル原子力重巡洋艦4番艦 ベラクルス〕

建造:1999年

兵装:12cm連装速射砲1基

  :垂直発射式ミサイル発射機74セル

  :対空ミサイル2連装発射機2基

  :対空ミサイルVLS12基

  :4連装対潜ミサイル装甲ボックスランチャー2基

  :CIWS30mm機関砲6基

  :3連装魚雷発射管2基

  :哨戒ヘリコプター2機

概要:アメリカのイージス艦に対抗してメキシコ帝国海軍が6隻建造した原子力重巡洋艦。メキシコ帝国版イージス艦とも呼ばれる。イージスシステムに関してはアメリカから技術が漏洩した疑いがあるとされる。メキシコ帝国海軍の虎の子であり強力な防空能力で戦艦部隊を護衛するように設計されている。消滅事件の時はEmperador級の護衛としてメキシコ帝国本土からやって来ていた。


〔ククタ級航空母艦1番艦 ククタ〕

建造:1972年

兵装:2連装対空ミサイル発射機2基

  :CIWS30mm機関砲1基

  :VTOL戦闘機やヘリコプター等、最大72機の航空機を搭載可能

概要:アメリカ海軍の航空母艦に対抗する為に建造された航空母艦でククタ級は2隻が建造された。建造当時はメキシコ帝国が保有する空母で最大級の物であったが他のメキシコ帝国の空母と同様にカタパルトが無く戦闘機類はVTOL戦闘機しか搭載できない為、アメリカとは大きく遅れをとっている。ククタは母港がイースター島の為消滅事件に巻き込まれた。


〔パナマ級強襲揚陸艦3番艦 サンタアナ〕

建造:2009年

兵装:12cm連装速射砲1基

  :2連装対空ミサイル発射機2基

  :CIWS30mm機関砲1基

  :VTOL戦闘機やヘリコプター等搭載可能。

   輸送ヘリのみに限ると40機ほどが搭載可能と見られる。

  :エアクッション艇3隻

概要:パナマ級は全部で5隻が建造された強襲揚陸艦。艦の形状はセントー級航空母艦に類似している。初の実戦はフィリピン内戦で南部の独立勢力支援の為に上陸部隊を派遣した。サンタアナは作戦終了後母港であるバルパライソの海軍基地への帰還中に補給に訪れたイースター島で消滅に巻き込まれた。


〔パナマ級強襲揚陸艦5番艦 コロン〕

建造:2009年

兵装:12cm連装速射砲1基

  :2連装対空ミサイル発射機2基

  :CIWS30mm機関砲1基

  :VTOL戦闘機やヘリコプター等搭載可能。

   輸送ヘリのみに限ると40機ほどが搭載可能と見られる。

  :エアクッション艇3隻

概要:パナマ級は全部で5隻が建造された強襲揚陸艦。艦の形状はイギリス海軍のセントー級航空母艦に類似している。初の実戦はフィリピン内戦で南部の独立勢力支援の為に上陸部隊を派遣した。コロンは作戦終了後母港であるバルパライソの海軍基地への帰還中に補給に訪れたイースター島で消滅に巻き込まれた。


〔ナスカ級ミサイル駆逐艦 ナスカ〕

建造:1995年

兵装:12cm連装速射砲2基

  :4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー6基

  :後部4連装弾道ミサイル迎撃ミサイル発射機1基

  :複合CIWS1基

  :3連装対潜魚雷発射管2基

概要:ナスカ級はロシア海軍のスラヴァ級ミサイル巡洋艦の構造を参考に建造されており4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー6基によるミサイル飽和攻撃を想定している。メキシコ帝国海軍の主力であり建造数は最も多い。ベトナムや台湾にも輸出されている。ナスカは第二次大規模改修計画にもとづいて従来の2連装対空ミサイル発射機を撤去し4連装弾道ミサイル迎撃ミサイル発射機1基を設置した。以後ナスカは駆逐艦隊の旗艦を務めるようになっている。これはナスカ単艦では対空能力に限界があるためである。ナスカ率いるイキトス、マナウス、カリ、チロエの艦隊はイースター島に常駐する艦隊だった。


〔ナスカ級ミサイル駆逐艦 イキトス〕

建造:1995年

兵装:12cm連装速射砲2基

  :4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー6基

  :後部2連装対空ミサイル発射機1基

  :複合CIWS1基

  :3連装対潜魚雷発射管2基

概要:ナスカ級はロシア海軍のスラヴァ級ミサイル巡洋艦の構造を参考に建造されており4連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー6基によるミサイル飽和攻撃を想定している。メキシコ帝国海軍の主力であり建造数は最も多い。ベトナムや台湾にも輸出されている。


〔ナスカ級ミサイル駆逐艦 マナウス〕

建造:1996年

〔ナスカ級ミサイル駆逐艦 カリ〕

建造:1996年

〔ナスカ級ミサイル駆逐艦 チロエ〕

建造:1996年


〔サンティアゴ級ミサイルフリゲート32番艦 パエナル〕

建造:1973年

兵装:12cm連装砲1基

  :2連装対艦ミサイル装甲ボックスランチャー2基

  :対潜ロケット砲2基

  :2連装対空ミサイル発射機1基

  :小型ヘリ用飛行甲板

概要:メキシコ帝国海軍の建造数では第二の規模を誇るフリゲート艦。しかし、搭載されている武装は全て旧式タイプの物で1982年のアルゼンチンとイギリスとの間で発生したフォークアイランド紛争ではアルゼンチン軍を友好国と言う事で支援したがサンティアゴ級は5隻が投入されうち、3隻がイギリス海軍との交戦で撃沈されさらには1993年のブラジルとの国境紛争の際にはブラジルへの挑発行動を行っていたサンティアゴ級2隻が撃沈されている。本来ならば全ての艦を退役させなければならない所であるが建造数が第2の規模であり海軍の中核を担っている為すぐには退役させることが出来なくなっている。搭載兵装が旧式の物となったのは国内の兵器産業を守る為であったとされる。パエナル、タルタル、ケションはイースター島付近の海上警備任務についていた。


〔サンティアゴ級ミサイルフリゲート33番艦 タルタル〕

建造:1973年

〔サンティアゴ級ミサイルフリゲート34番艦 ケション〕

建造:1973年


〔伊勢型航空戦艦 イセ〕

建造:1916年 旧大日本帝国海軍が建造

兵装:35cm連装砲4基

  :12cm連装砲8基

  :CIWS25mm機関砲4基

  :4連装対空ミサイル装甲ボックスランチャー2基

  :輸送ヘリや哨戒ヘリなどのヘリコプターを20機搭載可能

概要:伊勢型航空戦艦は第二次世界大戦後、メキシコ帝国が壊滅した太平洋艦隊の戦力を再建する為に日本から接収された戦後賠償艦である。終戦後、伊勢型戦艦は引き上げられ日本国内で修理が行われメキシコ帝国で主砲の改装などを行い伊勢は艦名を変更されメキシコ帝国海軍の航空戦艦ポポカテペトとして再就役した。ポポカテペトは一時期、太平洋艦隊の旗艦となりコロンビア州で発生した植民地戦争では大きな活躍を示し第一級帝国英雄勲章を受章した。内戦後、飛行甲板上のカタパルトを撤去し飛行甲板をヘリコプターの離着陸ができるようにする改修がされた。予備役艦となるもフォークランド紛争が勃発すると軍事物資の輸送任務などで活躍した。その後、2013年にはメキシコ帝国皇帝によって伊勢型航空戦艦のこれまでの功績を高く評価し艦名をイセ、ヒュウガに戻す事が正式に決定された。伊勢型航空戦艦は日本が建造し稼動状態で現存する最後の戦艦である。2021年、メキシコ帝国は日本との友好の証としてイセを日本へと返還する事を日本政府と合意し消滅事件の日、イセは呉港へと帰還の途中であった。イセは補給の為に立ち寄ったイースター島で随伴艦として随伴していたヒュウガと共に消滅した。


〔伊勢型航空戦艦 ヒュウガ〕

建造:1917年 旧大日本帝国海軍が建造

兵装:35cm連装砲4基

  :12cm連装砲8基

  :CIWS25mm機関砲4基

  :4連装対空ミサイル装甲ボックスランチャー2基

  :輸送ヘリや哨戒ヘリなどのヘリコプターを20機搭載可能

概要:伊勢型航空戦艦は第二次世界大戦後、メキシコ帝国が壊滅した太平洋艦隊の戦力を再建する為に日本から接収された戦後賠償艦である。終戦後、伊勢型戦艦は引き上げられ日本国内で修理が行われメキシコ帝国で主砲の改装などを行い日向は艦名を変更されメキシコ帝国海軍の航空戦艦コリマとして再就役した。コリマはコロンビア州で発生した植民地戦争でポポカテペトと共に大きな活躍を示し第一級帝国英雄勲章を受章した。内戦後、飛行甲板上のカタパルトを撤去し飛行甲板をヘリコプターの離着陸ができるようにする改修がされた。予備役艦となってもポポカテペトには出撃の機会があったがコリマには出撃の機会が無かった。しかし、その後、2013年にメキシコ帝国皇帝が伊勢型航空戦艦のこれまでの功績を高く評価し艦名をイセ、ヒュウガに戻す事が正式に決定されると皇太子がヒュウガに乗艦し十数年ぶりの遠洋航海が行われた。この時なぜ皇太子が太平洋艦隊旗艦を務めたイセではなくヒュウガに乗艦したのかは分かっていない。2021年にイセが日本へと返還される事が決定するとその随伴艦として呉へと向かう途中でイースター島の消滅に巻き込まれた。ヒュウガはイセの返還後、メキシコ帝国の記念艦として永久保存の改修工事が行われる予定だった。


・メキシコ帝国陸軍

行方不明者:30,000人以上

当時、イースター島には常備軍約5,000人の他にフィリピン南部独立運動の支援任務から帰還の途中で補給に立ち寄った陸軍の大部隊が存在しており巻き込まれたと考えられる。


・帝国親衛隊

行方不明者:1,500人以上

常備部隊1,100人以上とイースター島にやってきていた皇太子の護衛部隊400人以上が消滅に巻き込まれ行方不明となった。



これだけの甚大な被害が軍を中心に出た要因としてメキシコ帝国が当時、実施していた南フィリピンの支援が関係していると言われる。フィリピンでは2016年より誕生した新政権が今までのフィリピンの国際的な立場を翻し親中反米反メキシコの立場を鮮明にした為、中国と対立するメキシコ帝国は中国への包囲網を崩さない為に2017年にフィリピン南部のミンダナオ島で勃発していたイスラム過激派による独立運動に目をつけイスラム過激派が州都マラウィを制圧するとメキシコ帝国軍を派遣しイスラム過激派の独立運動を軍事支援した。この時、メキシコ帝国軍は空母3隻、強襲揚陸艦3隻、戦艦3隻、重巡洋艦1隻、原子力重巡洋艦3隻、駆逐艦15隻を派遣しメキシコ帝国陸軍50,000人を上陸させミンダナオ島と周辺の付属する島々を南フィリピン・イスラム共和国として独立させていた。イスラム過激派を支援したメキシコ帝国は中国、ロシア、アメリカ、欧州各国、インドネシア、日本など世界中の国々から非難や経済制裁を受けたが、南フィリピンへの支援はより加速させていた。その為、イースター島には通常よりも多くの艦船と部隊が集結しその結果、消滅事件によって多くの損失を出す結果となった。イースター島の消滅事件後もメキシコ帝国は南フィリピンへの軍事、経済支援を続けている。


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災害後の対応


・メキシコ帝国

メキシコ帝国は災害後、現地調査を行い生存者の確認などを行った。しかし、生存者は発見できず調査は事件から3年がたっても進展がなかった為、学術調査以外の大半の調査活動を打ち切った。


・日本

日本政府は外務省職員を含めた128名がイースター島で行方不明になった事を受けてメキシコ帝国へ調査の全面的協力を行う事を合意した。日本政府は海洋調査船を派遣し3年間に渡って調査を行った。


・アメリカ

アメリカ政府は調査への協力は惜しまないと発表した。


・中国

中国政府の報道官はこの災害について天罰が下ったのだろうと発言し国際社会から非難をあびた。


・スペイン

旅行者数十人と連絡が取れなくなった事から消滅に巻き込まれたとスペイン政府は考えスペイン政府は調査団を派遣した。


・台湾

台湾政府はメキシコ帝国は重要なパートナーであり今回の災害について哀悼の意を捧げると公式に発表し調査団の派遣もおこなった。


・ベトナム

ベトナム政府は今回の災害について哀悼の意を捧げると公式に発表した。


・インド

インド政府は今回の災害について哀悼の意を捧げると公式に発表しメキシコ帝国に対し5億ドルの無償援助を発表した。


・アルゼンチン

アルゼンチン政府は必要に応じて医師団の派遣を行う用意があると発表した。


・南フィリピンイスラム共和国

メキシコ帝国の軍事援助によって建国に成功した南フィリピン政府は南フィリピンイスラム共和国はメキシコ帝国のいかなる調査の協力も惜しまないと発表した。


・その他の国々

イースター島へ旅行に行っていて行方が分からなくなった旅行者のいる国々はメキシコ帝国の災害調査に協力すると宣言している。


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復興


現在、メキシコ帝国はイースター島が存在した海域にメガフロートや廃棄される予定の大型タンカーなどを多数連結させた大型海上基地の建設を進めており2038年頃の完成を目指している。一方メキシコ帝国海軍は失った艦船の戦力を補填する為に各地の造船所をフル稼働させ新造艦の建造を急いでおり太平洋艦隊の戦力の補充を急ピッチで進めている。完全な戦力の回復にはまだ時間がかかると見られる。


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資料


メキシコ帝国海軍の広報誌に掲載されていた事件に巻き込まれたメキシコ帝国海軍の艦艇と同型艦のイラスト。


・メキシコ級戦略原子力潜水艦。

挿絵(By みてみん)


・アマゾン級ミサイル原子力重巡洋艦。

挿絵(By みてみん)


・サンティアゴ級ミサイルフリゲート。

挿絵(By みてみん)

 

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なぜ皇位継承権第6位の皇族の名前が見れないのか気になります。触れたらアカン名前なのでしょうか。 [一言] この記事のイースター島は相当大きいようですね。史実のイースター島みたいな観光の…
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