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セルドアニア神話 ‐ ウィキパディア

ウィキパディア-フリー百科事典

ページ/ノート

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セルドアニア神話

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セルドアニア神話は膨大な信仰方法を取っても神話の章を取っても全てをここ記載する事はできない。それは数百ページ、数千ページの1冊の本を全て使用しても不可能である。この記事を読むに当たってはその点を留意しなければならない。したがってこの記事におけるセルドアニア神話は極めて表層的なものである。


セルドアニア神話とは反地球天体のベルーダバルニア大陸全土に伝わる神話である。セルドアニア神話が現在の体系となったのは比較的最近の事であると考えられベルーダバルニア大陸各地の文献や資料にその記述が見られる。有力な説ではセルドアニア伝説が現在の体系で語られるようになったのは600年から650年前と考えられている。一般的に伝えられているセルドアニア神話は滅びの章、創生の章、悪魔の章、英雄の章の4つの章から成り立っているとされる。この中で創生の章までは現在の体系以前からあったとされるが悪魔の章、英雄の章がもっとも新しく作られた章である。

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目次


1.信仰

 2.神殿

 3.世界

  3.1創造

  3.2世界観

2.各章

  2.1滅びの章

  2.2創生の章

  3.3悪魔の章

  3.4英雄の章


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信仰


セルドアニア神話を信仰しているベルーダバルニア大陸の国々では数多くの神殿が築かれ国家ごとに様々な神々を信仰している。神々の数は民間で信仰されている神々を含めると859を超えるとされる。信仰の方法は地域ごとに異なるが全ての神々は共通してセルドアニア神話に登場する神である。地域ごとに異なる信仰の代表的な例として、ベルーダバルニア大陸の国家の内、ベルーダバルニア大陸の歴史において最古の時代に建国された(建国時期:約1700年前)3つの国家では現人神が信仰されている。この三つの国の現人神は国家の建国以来一度も神の世代交代をしていない。


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世界


・創造

セルドアニア神話だけではなくアンチクトンで信仰されている宗教全てに共通している事だがセルドアニア神話では炎に包まれた楽園を捨てて神々がアンチクトンの地に舞い降り人を作り出したと言われている。


・世界観

アンチクトンに住む人々にとって自分達の住む世界は神々が舞い降り共に生きる永遠の丸い楽園である。天変地異も人によって起こされる戦も全ては神々が人に与えた試練である。


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各章


・滅びの章

この世界アンチクトンに神々が舞い降りるより遥か昔、全ての神々は神々の世界に住んでいた。神々はその世界に人を創造し人は神々の加護のもとその世界で人は大いなる文明を謳歌した。しかし人は愚かだった。その世界の人々は神々への信仰を忘れ禁断なる天の世界を目指し戦に興じてしまった。人は悪魔となり世界を地獄の業火で包み炎が収まった後、神々の世界は闇のみが支配する地獄へと姿を変えてしまった。神々は世界を滅ぼした人に絶望し新たな楽園を探しに星の海へと旅立った。


・創生の章

星の海へと旅立った神々は航海を終え新たなる楽園を見つける事ができた。神々はその世界に舞い降りると新たな人を作った。神はかつての失敗を繰り返さないようにと人への加護をかつてよりも手厚く与えた。人は神と共に生活をし加護によって魔法を覚えた。新たな人は次第に数を増やし国を作っていった。神々は人に争いと天変地異の試練を与えながらもその加護によって偉大なる永遠の楽園を築いていった。


・悪魔の章

神々がこの世界にやってきた頃、滅びた神々の世界に残っていた神がいた。その神は神々の世界から旅立った神々を逃げ出した者達として軽蔑しながらも闇に覆われ滅びた神々の世界で細々と生き残る悪魔を見守った。だが、悪魔達は相変わらず争いを止めなかった。そしてついに悪魔が全て死滅した時、神々の世界に残っていた神は最期に死んだ二人の兄妹の悪魔、カサヤ・マツヤとサナ・マツヤを死と破壊を司る神へと作り変え永遠の楽園へと送り込んだ。神となった悪魔の兄妹は自らの死を求めて世界に戦乱と疫病を巻き起こした。


・英雄の章

人の国セルドアニア聖王国の国王はカサヤ・マツヤに娘を殺された事に怒り悲しみ8人の勇者を悪魔の兄妹の元へと送り込み討伐をしようとした。幾万の兵も勝つ事ができない圧倒的な力を持った悪魔の兄妹であったが兄のカサヤ・マツヤと妹のサナ・マツヤが道を分かれて行動したところを見て8人の勇者はサナ・マツヤに一斉に攻撃を仕掛けた。サナ・マツヤとの戦いは地が裂け大気が裂けるほどの激しい戦いであったが勇者は聖剣によってサナ・マツヤの心ノ臓を突き刺し討ち取った。しかし、サナ・マツヤの怨念は討ち取るだけでは収まらなかった。サナ・マツヤを討ち取った瞬間、彼女の黒い怨念が体よりあふれ出しセルドアニア聖王国は瞬く間に怨念と闇によって包み込まれ大地は醜く歪な形になり町や村は全て滅び国王も人も家畜も全てが死に絶え後に残ったのは醜く姿を変え知性も何もかもを失った異形の生き物と毒の空気、黒い大地、どろどろになった黒い水の世界だった。こうしてセルドアニア聖王国は滅び邪悪な魔物が巣食う魔都となったがサナ・マツヤが討ち取られた事により兄のカサヤ・マツヤの力も大きく衰え姿を見せなくなり永遠の楽園は再び平穏を取り戻した。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] このセルドアニア神話自体他天体からの来訪者による記録のような感じですね。 それに悪魔と言われたカサヤ・マツヤとサナ・マツヤは日本人ですよね。名前からしてそうですし。
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