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新生アルメルクン共和国 ‐ ウィキパディア

ウィキパディア-フリー百科事典

ページ/ノート

―――――――――――――――――――


新生アルメルクン共和国

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新生アルメルクン共和国はアフリカのサントメ・プリンシッペ沖に2009年9月2日に出現した19の島々からなる島国である。


公用語:アルメルクン語

首都 :アーリア

人口 :632,111人

民族 :獣人族猫種・新生種

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目次

 

 1.国旗

 2.歴史

  2.1 犬種国家クーニャ帝国による王国の侵略と大陸からの脱出

  2.2 アルメルクン王国の建国

  2.3 クーニャ帝国の侵略と奴隷王朝

  2.4 救世主の到来と解放

  2.5 アルメルクン第四帝国の建国

  2.6 周辺国の植民地化とアルメルクン海上帝国の形成

  2.7 メザーナ・ワン・アルメルクン総統の死去と海上帝国の崩壊

  2.8 武装親衛隊によるクーデター

  2.9 新生アルメルクン共和国の誕生

  2.10クーニャ帝国の侵攻

  2.11異界転移

  2.12サントメ・プリンシッペとの接触

  2.13国際連合への加盟

 3.国民

  3.1人種構成

  3.2言語

  3.4宗教

  3.5文明

  3.6対サントメ・プリンシッペ感情

 4.地理

  4.1地方行政区分

 5.政治

  5.1外交

  5.2国家社会主義

  5.3孤立経済

  5.4大国としてのプライド

  5.5赤道ギニアとの対立

  5.6ポルトガルとの関係

  5.7エジプトとの関係

 6.種族差別問題

 7.経済

 8.科学技術

 9.軍事

  9.1国防軍

  9.2武装親衛隊

 10.ナチスドイツとの関係


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国旗


国旗のデザインは上から順に青白青の横縞模様になっておりその中央の白地の左側に青色のハーケンクロイツがあしらわれたデザインとなっている。上と下の青は海を表し白は自由を表している。ハーケンクロイツは種族解放の印となっている。アルクメルン第四帝国時代には赤地にハーケンクロイツが画かれたものだった。


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歴史


・犬種国家クーニャ帝国による王国の侵略と大陸からの脱出

正確な資料が残されていない為、アルクメルン諸島の歴史は正確な年代は不明だがアルメルクンに住む人々は約2000年前に大陸からクーニャ帝国の侵略から逃れてきた人々が流れ着いたのが始まりだとされる。


・アルメルクン王国の建国

大陸から脱出した人々は島々をアルメルクン諸島と名づけアルクメルン王国を建国した。アルクメルン王国はその後200年に渡って続きアルクメルンは貿易の要所として栄えた。


・クーニャ帝国の侵略と奴隷王朝

約1000年前、クーニャ帝国はアルクメルン王国の貿易に目をつけ軍を派遣しアルクメルン王国を侵略しアルクメルン王国は滅亡。クーニャ帝国はアルクメルンに傀儡国家である奴隷王朝を作りアルクメルンの人々を奴隷として酷使した。この奴隷王朝は300年に渡ってアルクメルンを支配する事となった。


・救世主の到来と解放

今から約700年以上前、伝承によると三隻の沈む船に乗った200人の毛のない戦士達が鉤十字を掲げてアルクメルンを支配した奴隷王朝を倒し援軍にやってきたクーニャ帝国の海軍の艦隊を全滅させたと伝えられている。真意は不明だがこれによってアルクメルンが解放された。


・アルメルクン第四帝国の建国

解放後、アルクメルンはアルクメルン第四帝国を建国し王朝が普通であった前世界において初めて国家社会主義を提唱し毛のない戦士達が持ち込んだ技術によって国力を増強した。


・周辺国の植民地化とアルメルクン海上帝国の形成

アルメルクン第四帝国は新兵器、鉄砲や飛行船を使用し周辺の大陸国家であるクーニャ帝国やアマーニャ帝国を侵略し湾岸地域の大半を植民地化し海上帝国を形成した。


・メザーナ・ワン・アルメルクン総統の死去と海上帝国の崩壊

350年前、アルメルクン第四帝国の当時の総統であるメザーナ・ワン・アルメルクンが死去した事により第四帝国の植民地地域で内戦が勃発しアルメクルン第四帝国は海外植民地の多くを失った。


・武装親衛隊によるクーデター

348年前、武装親衛隊はメザーナ・ワン・アルメルクン総統死後約18年間に渡って政権をになっていたワリャーナ・ガルニャン・ルメン首相の臨時政権に大きな不満を持っていた。総統の死後、植民地を失った事によりアルメルクン第四帝国の経済は悪化していた。植民地を失ったその責任は全て内戦を指揮した臨時政府にあるとした武装親衛隊の長官、スーナ・ギャニャン・ラインハルト長官はクーデターを画策し臨時政府を解体させた。その後、約100年間にわたって武装親衛隊は政権を握る事となる。


・新生アルメルクン共和国の誕生

約248年前、ギーザ・ギャニャン・ラインハルトの18年間に渡る恐怖政治に対して市民革命が勃発した。市民側には離反した武装親衛隊の部隊や国防軍が加わり革命は小規模の戦闘のみで成功されその後、総統の権限を小さくした民主議会政治による国家社会主義を目指した新生アルメルクン共和国が建国された。


・クーニャ帝国の侵攻

異界転移の8年前、クーニャ帝国は新生アルメクルンに対して武力侵攻を仕掛けた。新生アルメルクルは海軍の艦隊を派遣し防衛戦争が始まった。新生アルメルクン海軍の帆船は高度なライフル砲を装備しており戦争は新生アルメルクンの勝利に終わった。


・異界転移

西暦2009年9月2日、新生アルメルクン共和国は突如としてサントメ・プリンシッペの沖合い南方38キロの地点に出現した。新生アルメルクン共和国はこの異常事態に混乱状態となり民衆の動揺を鎮めるために軍や武装親衛隊が出動する騒ぎになった。


・サントメ・プリンシッペとの接触

2009年9月2日、サントメ・プリンシッペは新生アルメクルン共和国へと調査団を派遣しその結果、新生アルメクルン帝国とファーストコンタクトに成功した。サントメ・プリンシッペと新生アルメルクン共和国はその後、友好条約を締結しサントメ・プリンシッペは新生アルメクルン共和国のこの世界における案内役となった。


・国際連合への加盟

2009年10月、国連は新生アルメルクン共和国を承認し国際連合への加盟が決定された。一部の国家が獣人の国家であることを理由に反対したが承認は認められた。


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国民


・人種構成

アルメルクン諸島に住んでいる住人にヒトは存在しない。しかし人間と同等の知性を持ち言語を解する知的生命体が居住している。主に大きく2種に分けられ、大きさは人間と同等ではあるがヒトよりも獣に近い姿をした獣人族猫種と体毛が薄く骨格もヒトに近いが耳などが獣耳である新生種と呼ばれる人々が生活している人口比率とすれば新生種は10人に一人ほどの割合である。獣人種猫種の出生率は非常に高く一回の出産で3から10人の新生児を生むのが一般的で人口は近年、急増しており実際の人口よりも多いといわれている。


・言語

アルメルクン語が使用されておりドイツ語の発音や構成に似た合成言語である。


・宗教

土着宗教が多数存在する。


・文化

基本的には中世のヨーロッパ風の文明を有している。


・対サントメ・プリンシッペ感情

サントメ・プリンシッペは地理的に最も近い国であり新生アルメルクンが国際社会へと出る大きな手助けをした事などから新生アルメルクン共和国内では比較的良好な状態である。


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地理


・地方行政区分

19の島の一つ一つに州が置かれている。首都アーリアはアーリア州という区分になっている。


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政治


・外交

2009年、サントメ・プリンシペと友好協定と国交を結んだ。

2010年、アメリカ合衆国と国交を結びサントメ・プリンシペと友好条約を結んだ。

2013年、サントメ・プリンシペと経済連携協定を結び技術交流や経済交流が行われるようになった。

2015年、39カ国以上と国交を結ぶ。

2015年、ポルトガルはじめとしたアフリカの数カ国と通商条約を締結し貿易が始まる。

2016年、イスラエルやドイツが国家社会主義体制を非難する声明を発表した事を受けて新生アルメルクン共和国は協和国内へのイスラエル、ドイツ人の入国を全面禁止した。さらに国内に居るイスラエル人やドイツ人を一斉に逮捕し拘束した。

2016年、イスラエルとの断交後、新生アルメクルン共和国はイランやシリアなどの一部の中東諸国と友好条約を締結した。


・国家社会主義

国策として第四帝国建国以来、国家社会主義を進めている。


・孤立経済

新生アルメルクン共和国は多くの国々と国交を結んではいたが経済に関してはサントメ・プリンシッペやアフリカ諸国、アメリカ等、一部の国々としか貿易をしていない。これは国策として孤立経済を進めている事も挙げられるが大きな理由としては文明の度合いが中世後期のレベルの為、現代文明を支える大量の資源や燃料が必要ない為である。


・大国としてのプライド

新生アルメルクン共和国は転移前は海洋国家として大国の地位にいた。しかし、転移後はアルクメルンは大国としての地位を全て失った。その為、多くの国民は今なお劣等感を感じている。だが、大国としてのプライドからか急速に技術力や学問などを強化している。


・赤道ギニアとの対立

赤道ギニアの領土、アンノボン島はサントメ・プリンシペの南に位置する島である。この島の直ぐ近くにアルメルクン諸島が転移した為、対立する事となった。この海域には地下資源などは確認されていなかったがアルクメルン諸島が転移した後の2015年に行われた海底調査でアンノボン島の排他的経済水域とアルメルクンの領海と排他的経済水域内に石炭や金属などの鉱物資源や石油の層が発見され資源の採掘権を巡って対立が発生している。


・ポルトガルとの関係

新生アルメルクン共和国とポルトガルは年々、貿易量が上がっておりナチス問題でゆれる欧州の国家の中ではポルトガルは欧州の国家でもっとも親密な関係を築いている。ポルトガル語諸国共同体への加盟も協議されており両国の関係は今後も進展していくと見られている。


・エジプトとの関係

エジプトでは一部の人々がアルメルクンの獣人を神として崇める新興宗教が発生している。これは古代エジプトの壁画に画かれている神の姿と獣人が似ている為でありイスラム教との対立が懸念されている。


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種族差別問題


新生アルメルクン共和国の国民はヒトではない為、多くの国々で人種差別が発生しておりアフリカでは新生アルメルクン共和国の探検家が何者かに殺害され首や内臓が闇市に流れる事件が発生しており対策が求められている。


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経済


新生アルメルクンの経済はサントメ・プリンシッペやアメリカ等の貿易を除けば基本的に国内循環型経済となっている。地下資源も豊富であり石炭の他、金属資源も取る事が可能である。


主な輸出品は工芸品や海産物などで、その他にも一部のアフリカ諸国や紛争国などにはライフル砲を輸出している。


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科学技術


基本的な科学技術の水準は低く民間での水準は中世ヨーロッパ並で市街地などの電力インフラは現在まで一部しか整備されていない。電力は基本的に政府機関や映画館、街灯などで使用されている。転移前から毛のない戦士たちがもたらしたとされる電気技術、白黒写真技術、蓄音技術、映写機の他、蒸気機関などの技術は保有しており小型の蒸気機関技術を応用した発電機などが存在した。転移前から使用していた映像技術は白黒フィルムだけだったがその技術は約700年前から使用されているものであり映像技術を使用している期間は地球人類よりも遥かに長い。転移前は電力は政府機関や海軍船舶や民間の映画館、など一部において使用されるのみでこれは太陽光発電所が建設された現在も変わっていない。政府として電力を民間に普及する計画はないと考えられている。また、蒸気機関の技術に関しては地球のものよりも若干高度な技術を有している。


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軍事

新生アルメルクン共和国には国防軍陸軍や海軍と武装親衛隊が存在している。


・国防軍

陸軍

兵力:50,000名

装備:アメリカ製の銃器や車両を保有しその他にも国産の前装式ライフル銃やライフル砲が配備されている。


・国防軍

海軍

兵力:16,000名

装備:アメリカ製の銃器や車両を保有しその他にも国産の前装式ライフル銃やライフル砲が配備されている。その他にも水上機1機が配備されている。転移前から木造の58m級の潜水艦を建造する技術を有しており蒸気機関を動力とした潜水艦を保有している。またアルメルクンの海軍は現在、実戦配備している艦船として帆船を使用している世界唯一の国家である。これは国防軍が依然、近代艦船を殆ど輸入できていない為である。そのため国防軍では現在、海軍の近代化政策を取っておりイラン製の魚雷を搭載した60m級木造潜水艦の建造計画や自国の技術や他国から学んだ技術を最大限生かした現代で言う弩級戦艦を建造する計画を立てている。弩級戦艦や補給艦は実現すれば同国初の100m超えの艦船となる予定である。


以下は保有している艦船


戦列艦         ×10

スノー         ×18

カッター        ×28

Uボート        ×9

パシフィック級哨戒艇  ×3

カーフェリー      ×1


 ・アルメクルンの木造潜水艦

アルメルクンには木造の50mを超す大きさの潜水艦を建造する能力がある。これらが開発されたのは今から海上帝国初期まで遡る。潜水艦は伝統的にUボートと呼ばれ現在、アルメクルンが保有しているUボートは全長が58mで動力として未知の蒸気機関を搭載している。航続距離は50kmほどで最大潜航深度は15m程。兵装は外装水雷と上方浮揚式水雷である。潜水艦の形状は1863年に開発されたフランス海軍の潜水艦、プロンジュールに似ている。潜航時間は不明で公表されていない。


建造計画中の艦船


巡洋級弩級戦艦     ×3

巡洋級Uボート     ×9

対空ミサイルコルベット ×6

補給艦         ×1


・武装親衛隊

兵力:10,000名

装備:ヘリコプター3機、飛行船15隻の他、アメリカ製の銃器や車両を保有しその他にも国産の前装式ライフル銃やライフル砲が配備されている。

部隊:武装親衛隊は飛行船からの降下特殊部隊員としての訓練を受けている。飛行船は輸送や爆撃任務などに使用される。


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ナチスドイツとの関係


アルメルクンにはナチスドイツとの関係性が疑われている。アルメルクンの国防軍や武装親衛隊の制服や勲章はナチス時代のドイツの制服のデザインと殆ど同じである。さらに海軍が記念艦として保有している毛のない戦士達が乗っていたとされる三隻の沈む船はUボートXXI型であり明らかにナチスドイツと関係があるものだった。さらに生物学的調査によると新生種の人々の遺伝子を解析するとドイツ人の遺伝子が部分的に現れている事から新生種は潜水艦に乗ってやってきたヒトと獣人種の交配の結果だという学説が有力である。これらが事実であるとすればナチスドイツ海軍のUボートXXI型3隻は何らかの原因によってアルメルクン諸島が本来あった異世界へと転移した事になる。

 

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― 新着の感想 ―
[気になる点] この前話した続きになります。 新生アルメルクン共和国とイスラエルとの戦いには確実に国連軍が出てくるとしか思えません、当然新生アルメルクン共和国を滅ぼすためです。 なぜそうなるのかと…
[一言] 怪獣にしてますの新生アルメルクン共和国の記事を見て、ふと思ったことがあります。 ドイツ人はともかく何故ユダヤ人が新生アルメルクン共和国を徹底排撃したのか。 アルメルクン人の歴史を考えるの…
[一言] 新生アルメルクン共和国はナチスドイツが関係していて興味深いですね。潜水艦でやってきたからアルメルクンにとっては救国の人であったとも言えますし。 そうした事情を含んでもう少しドイツやイスラエル…
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