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プロローグ【明日のゲームの為に】

 目を開けると真っ白な空を見上げていた。


 いや、正確に言うと「一面真っ白な空間」に仰向けで寝転んで上を見ている。だろうか?

 これほど真っ白な場所、見覚えがない。

 

 明日予約していた某戦国シミュレーションゲームをプレイできるのが楽しみすぎて

変な夢でも見ているだろうか?



 「目が覚めたかい?」



 唐突に声が聞こえた。

 夢の中で起きたかと聞いてくるとは、なんともおかしな夢だ。



 「いや、夢じゃないから。」



 声の主は苦笑混じりの声でそう言った。

 頭の中で考えてる事に返事されるとは中々気持ち悪い感じがするな。



 「君が頭の中で考えてると思ってる事は、口で話してるのと同じ位こっちに伝わってるから仕方ないね。それよりも君は現状を正確に把握すべきだと思うんだ。」



 現状把握?これが夢じゃないなら一体何だというのか。



 「ここは死後の世界一歩手前、現世と冥界の狭間とでも言うべきかな?まぁ、つまり君は死ぬ寸前ってことだね。」



 え?俺死んでるの?

 嫌だよ明日発売の新作ゲームをクリアするまでは死ねない!



 「生きたい理由が微妙だね…。」



 あんたにゃ微妙でも俺にとっては死活問題なの!



 「まさに『死活問題』だね!」



 うまいこと言ったつもりなのか嬉しそうだな…

 それより体が動かないというか目線すら動かせないんだが。



 「そりゃあ今の君は魂だけの存在だからね。」



 棺桶に両足突っ込んで土葬寸前って感じか。



 「君もうまいこと言うね。さて、現状把握もしてもらったところで本題なのだけど。」



 嫌な予感がする。



 「僕のお願いを聞いてくれないかな?その代わりに君を生き返らせてあげよう!」



 弾んだ声で嬉しそうに宣言する声の主。

 生き返らせる代わりのお願いって代償すごそうだな。



 「そうでもないよ。君には僕の仲間を少し手伝って貰おうと思っているだけだから。」



 その手伝いがどれだけのものか知らないけど引き受けようと思う。



 「へぇ、内容とかは聞かないの?」



 このデッドオアアライブな状況に現実味がなさすぎて混乱してるだけかもしれないけど、あんたのお願いに俺は拒否権を持ち合わせていない気がする。



 「理解が早くて結構だね!」



 普段はこんなにものわかり良くないけど緊急事態っぽいからな。



 「僕もそのほうが助かるから問題ないよ。それで、具体的な内容なんだけど…」

 


 ちょっと待った。

 話の腰を折って悪いんだが、人を一人生き返らせる事が出来るっていうあんたは誰なんだ?



 「僕?僕はねぇ…」



 ニヤリ、と効果音の付きそうな声色で答えた声の主は固定化された俺の視線の中に入ってきた。


 10歳位の褐色の肌をした金髪の男の子だった。



 「悪魔さ。」



 ただし背中にパタパタ動くコウモリの羽を生やした。


 

もっと文章力が欲しい…話がきれいにまとまらないので少しづつ書いていきます。

だらだら書いていくつもりなので生ぬるい目で見守ってください。

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