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~出会い 3~
『・・・っ・・・』
アヤカは静かに涙を流した。
「なぜ涙を流すですか。そんなにめずらしか」
鼻で笑うレットにアヤカは首を横に振る
『違います。なんだかホットして・・・・』
『なぜか貴方に嫌われたら怖くて、しかし嫌じゃないと言われてホットして・・』
涙をぬぐいながら話す彼女はどこか色気がある。
「それは良かったです。お嬢さん」
レットはアヤカを地面に立たせた。
「貴女が探している方はスカーレットでしょう」
黒い服を着ている女を見ながらレットは聞いた。
『そうですけど、なぜそれを?もしかして私の心が読めるの!?』
興奮しながらレットに詰め寄るアヤカ。
「なぜそうなんですか。彼女は以前知り合っのです。それとすごい形相でこちらをにらんでくるのでもしかして・・・と思いました」
レットはスカーレットのほうを見ながら答えた。
『まぁ、スカーレットがいるのですね。スカーレット!!』