despair
前から見て下さった方はお久しぶりです。もしくははじめてみて下さった方ははじめまして。今回の物語は野路の羅列をつなげたようなただのシリアスなので痛いのが嫌いという方は引き返してください。
――−−−−貴方は消えない過去を持っていますか…
…私はあります。
永久に消えず今も私をむしばむ怨嗟
気を抜くと呑まれてしまいそうな強い憎しみ
ふとした時に襲いかかる深い絶望
自分が壊れてしまいそうな過去
いまだかつて襲われてくる虚無
心落ち着く暇のないほどに強い恐怖
それほどの酷い現実を突きつけられた人間の心は保っていられるか…
否、だから壊れている自分
頭までどっぷりとつかった絶望の淵
もう治せない過去
だれが責任を取ってくれるのだろうか…
虐めた人間?
助けることを拒否して逃げて行った担任?
事態を半年以上も傍観していた全教員?
何も気づかなかった親?
それとも自分?
自分ならどうすればいいのだろうか?
声を張り上げ必死で毎日戦っていたのに
決して誰も助けてくれなかった
私が本当に壊れるまで誰も助けてくれなかった
人を信じることのできない
だれかに本音を話すことができない
人が近くにいると真の安らぎが得られない
ただ人がいるだけで恐怖する自分
壊れたようなことしか言えなくなった
まるで機械のように感情が現れなくなった
いまだに心を鎖でむしばむ…
そして私はいまだに忘れることができない…
それはきっと永遠に…
そう…
この終わりは始まりのdespair
全てを信じられなくなった人のPrelude
そして始まるであろう崩壊の未来なのだから
どうでしたでしょうか。
これは私の持論なのですが苛めていた人間が停学になったからって虐められていた人間の心の傷は決して治ることはない。
といった持論からそこから絶望に落ちてしまうといった人間の心理描写を何となく書いてみました。
一部作者の過去からの心理を持ってきたというのもありますので全くのノンフィクションとは言い難いですがとりあえずここまで読んで下さった方に感謝です。
ありがとうございました。