表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元引きこもり賢者の魔法魔術学  作者: 咲間 悠紀斗
第1章 終わりそして始まり
1/17

プロローグ

一言で言うと俺は転生した。

それも同じ世界に吸血鬼として…

事の始まりは前世に遡る…



「ふふふ、ついに完成するぞ!我が人生の集大成、時空間魔術が‼︎」

そう、俺は30年引きこもって魔法と魔術の研究をしてその集大成として時空間魔術を完成させようとしていた…


だが、後は魔力を注ぐだけという時になって急に目の前がぼやけてきたのだ。

恐らくは、連日の徹夜があの年になると限界になったのだろう。


そして夢へ後一歩というところで命が尽きてしまった。


俺は死ぬ瞬間、心の底から思った、次生きるなら不老不死の存在になりたいと…

そしたらどうですか?


目が覚めてみれば若返ったそれも不老不死の吸血鬼(ヴァンパイア)として生を得た。

最高だ。そう思うだろう?


そう、俺も初めは嬉しすぎて走り回っていたわけよ。そしたらどうなったと思う?


転生した場所がカビ臭いボロボロのかなり古い屋敷だったから新鮮な空気を吸いたいと思って、外に出てみると久し振りの太陽に一瞬だからか熱って思ったわけよ。


今まで引きこもっていたわけだしね。


だけどいつまでたっても熱いままだったからおかしいなぁと思って目を開けてみるでしょ、まぁ初めは驚いたね。


ヴァンパイアの基本中の基本、太陽という存在を忘れてたみたい全身から炎がボウボウいいながら高く高く燃え上がってた…


もちろん急いで屋敷に戻るが、炎はすぐに消えるわけないだろ?


そしたらさ後は分かるだろ?屋敷に燃え移り始めたわけ。


だから急いで水魔法の基本の水生成(ロ・クレエ)を発動させて、消化しようすると、何と想像していたより大きな水の球が出てくると俺と燃え移った床を包んで消化してくれる。


そしてすぐに想像よりも大きな水球が出来たかを追求する。


だがすぐに結果は出た。

俺の魔力が単純に増えている。ただそれだけだ。だけど、それもかなり。

でもこれでも俺は元々魔力が多くその制御が上手いと自負しているので、ある程度なったが、多分一般的な魔法使いがやるととんでもないことになってそうだ。


俺は普段から外に出て歩く事が出来る様にする為に常時発動型魔術を作ろうと思いついた。


前世では殆ど引きこもって研究してたからなぁ、と懐かしい記憶を思い出す。


とりあえず何故太陽の光に当たると燃えるかということについて研究しないとな。

よぉし、やる気が出てきた。


これは以前書いていた作品を大幅に変更したものです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ