未詩編
歌は 俺とともに嘆いてくれる。
流星の行く先で
俺が涙を流した湖と殺した君が朽ちていった森のなかで
俺は叫ぶことができる。
銃のような動物が木の実をくわえていた。
穏やかな眠りについたムカデたちの夜に
君は生き返った?
激し保たれるいのち、いのち、で
あるんなら― また殺してしまうよ‥
美しい日々に生まれた小鳥よ
穢れた真実の!
―――俺は約束した―――君は約束した―――
題名はつけなかった…… 晴れていた……
そして俺はいまさまざまな形を知っているよ…
散らかった
陳腐な科白はときに正しい。
どうしようもなく正しいときに 俺はどうしようか…
つながれた丸い鎖を切った空に
新たな気持ちと/
道筋が敷かれていなければならない。
欲望を多分に含んだ暮らし。
それは整った姿態でなければならない。
定ってるんだな…――君を貪り 永く背筋を鳴らしつづける。
――君は生きている――俺は死んでいる――――君は死んでいる――俺は生きている――