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朱刀の決断そして幸せへ

これが最終話となります

俺はどうしたらいいんだ。今現在の状況から俺はひどく悩んでいた。


幼馴染たちは愛空を睨みつけて、いまにも襲いそうな雰囲気を出している。それに対して愛空は俺から離れようとしない。がっちり俺の手にしがみついている。その間、愛空の胸が当たって俺には幸福なことだけど。(それにしても愛空のむねはやわらかいなぁ~)


後ろの方でどす黒いオーラを発しているように見えるけど、この際気にしない。


なんて、うつつを抜かすわけにはいけない。俺は本気で悩んでいるんだ。


(オイオイそんなこと考える必要なんてないぜ~)


うん、どこからか聞こえてきたような?


(俺だよ俺。お前の頭の中の悪魔だよ。それにしてもお前の周りにこんな美人が三人いるとはうらやましいじゃないかよ)


どうやら俺は考えているうちにもう一つの人格が出てきたみたいだ。


(どうせなら三人ともお前のものにすればいいじゃないか。考える必要なんてないよ)


(そうゆうわけにはいけないよ。4人で暮らすことなんてただでさえ緊迫して状態なんだから)


(いいやお前ならできるさ。お前の言葉一つですべてを手に入れることが可能さ。ただ*****っていえばいいんだよ)


(そんなこと言えるわけがないじゃないか。第一恥かしい)


(だが、この状況を回避するにはこの言葉しかないぜ。それに三人をお前のものにできるし、ハーレム化なんて言葉一つで成功するんだ。三人ともお前に好意を持っていることは確かなことだからなぁ~)


確かにそうだ。俺をこんな体にしたのは許せない。いや本当は万死に値するほどのことなんだ。だが、この騒動を起こしたのは俺が最愛する2人の幼馴染だから、俺が手を下すことなんてできない。いや、下すことなんて絶対できない。


それに、愛空も今では俺の愛する人物になっている。最初は積極的な人だなと思っていた。だが、愛空の気持ちが今になって分かる。すべては俺に尽くしてくれる女だと。そんな女を俺は無碍にするわけにはいけない。


そこで俺は、突然振り向いた。


志乃舞と海香は俺が突然振り向いたのか、少し驚いたのか体がビクッてなった。


「な、何どうしたの?」


「私になんか言うことがあるの?」


二人とも様子をうかがいながら俺に聞いてきた。


「俺考えてたんだ。本当は2人のことが好きなんだ。だけど隣にいる愛空のことも好きなんだ。それで俺なりに考えた。三人とも俺の女になってくれないか!」


俺の告白。三人を俺の女にするもう一人の自分?が言った言葉。この言葉の意味が三人に理解してくれるかはわからない。へたすれば、引かれる可能性がある。そんなに強欲のある人と。だけど、俺は三人のことが好きなんだ。誰も手放すことができない。俺が三人を幸せにするしかないんだ。


そこからの少しの沈黙。とても気まずい。言った俺がとてつもなく恥ずかしい。こうなるなら、言わなければよかったと思うほど。


最初に口を開いたのは幼馴染たちではなく、隣にいた愛空であった。


「私は別にかまわないよ。最初から朱刀を独占しようと思っていなかったから。それとも君たちは朱刀を独り占めしたかったの?」


愛空は俺の幼馴染を見ながら言った。その言葉に対して、志乃舞と海香は今までの雰囲気が和らいでいつもの表情に戻った。


「確かにそうだね。誰も独り占めしようと思っていなかったし、朱刀が俺の女になれって言ったからなるしかないね~」


「私の右に同じ」


と2人は俺の方を向いてニヤニヤしていた。その姿にイラッとしたが、何故か無性にかわいくも感じた。緊迫した状態が一気に解放され、和やかな雰囲気になった。


「なら私はもう一つの手を取るよ」


「えっ、なら私は両手がふさがっているから背中にひっつく」


とはたから見ればリア充爆発しろと言わんばかりの両手に花状態になったのである。


それから4年後、俺たちは小さな教会で結婚式を挙げた。






これで、完結になります


不幸からの幸せって、なかなかないから意外とありだなって思った


次はファンタジー系に挑戦しようと思う

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