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愛空の思惑


主人公に名前を入れることにしました。


そうでもしないとこの先やっていけそうにない。

「はぁ〜、今日も一日疲れたなぁ〜」


今日の仕事も終え、車の中で煙草を一本取り出して一服していた。社会人になってから始めた仕事終わりの一服は仕事の疲れを飛ばしてくれる。


「さて、そろそろ戻ろうか」


一服後、私はエンジンをかけて、隣町にあるホテルに向かって走り出す。この街にはホテルが一軒もないほどの田舎だ。そのため、前もって隣町のホテルの予約を取ってここに仕事に来た。


「はぁ、毎日毎日仕事仕事で嫌になるよ。どこかに私を癒してくれるいい男いないかなぁ」


私は仕事を始めてから、彼氏を一度も作っていない。学生のころは私に寄ってくる男がいたが、全員が私のスタイルがいいせいか、あからさまに体目当ての男どもばかりだった。本気で私を愛してくれる男が誰もいない。そのため、私は仕事に集中することができたし、24歳で独立して企業を興すことに成功し、軌道に乗ることもでき、今では様々な分野に勢力を拡げ、世界で有名企業の5本指に入るほどの大企業の仲間入りを果たした。そんな私にも彼氏が欲しい。今では、26歳になったが、いい男に巡り合わない。トップ企業の一員になったが、そこでも会社ぐるみのお見合いや、体目当ての男ばかりしか出会わない。私は男運の悪い星の下で生まれてきたのかもしれない。


「こんなところに人がいる?」


隣町に行くには山をひとつ越えなければならない。しかも夜。こんな道に人が歩いているのは非常に珍しい。しかし、そんなこともお構いなしに私は通り過ぎることにした。だが、通り過ぎる時にチラッとその人物をみると、今までにない感情が出てきた。それは様々な男にかかわってきたが、どの男にも感じなかったものをこの人は持っていた。私はその人に興味を持ってしまい、つい車を止めてしまった。そうするとその人は不審になりながらも私の車に近づきてきた。私は平常心を保ちながら、その人物に話しかけた。


「ちょっと君、こんな遅くに何をしてるの?」


男は私が話しかけたことで、少しびっくりしていた。それも無理もない。いきなり私が車を止めて話かける。下手すれば誘拐されるとでも思っていたのかもしれない。だけど、私はそんなことはしない。男は私をじっと見ていたが、話を聞く限り、この男は隣町に行く途中だった。だけどその男を見る限り、まだ学生であり、この山道を相当厳しく、車でもないと、越えるのは難しい。だから、私はこの男を乗せることにした。私自身この男に興味があったし、男自身を嬉しそうな顔していたから、乗せてやることにした。車の中で男に関する情報をさりげなく聞きだした。この男に関する情報は次のとおりである。


名 朱刀しゅうと

年齢 17歳

職業 学生

趣味 武道


これだけ聞き出せることに成功した。しかし、名前の朱刀はなんかどっかで聞いたような気がした。そのまま思い出せず私と朱刀は車の中で談笑しながら、目的の町に着いた。私はホテルの前で、降ろそうとしたがこの男を手放したくはなかったのだろうか、とっさに声が出てしまった。


「私は近くのホテルにアポ取っているからそこに泊るけど、もし、行く宛てがないなら、一緒に泊らない?」


私はこんなことを言ってしまった。自分でも恥ずかしいことを平然と言ってしまった。朱刀は最初は遠慮をしたが話を聞くと、野宿という言葉が出てきたから、これは無理にでも泊まらせようと半ば強引に私はホテルの中に連れて行った。ホテルの受付でアポの確認をした後、もう一人追加を受付の人に頼んだら、その人はそれは無理といった。なんでも一人分の食事しか用意してないこと、追加料金を今すぐ払えということの2つだった。私は1つ目の食事は解決できるが、2つ目がどうも手持ち金だけでは払えそうになかった。私はどうしようが考えたが、受付が私のことをじろじろと見て、私の体を差し出せば、お金の件は免除してやるとそいつは言ってきた。私の怒りは頂点を越えた。すぐさま私はここのオーナーに連絡を取った。


「ちょっと、ここの受付の男、どういう教育しているの?ここのホテル今すぐ潰してあげようか?」


私の怒りは上昇したままだが、声を荒げるようなことはしない。極めて冷静にこのホテルのオーナーに言った。それから、10分後にオーナーがやって来て、私が事情を説明すると、オーナーは受付の男を殴り、大変申し訳ないと私に謝った。受付の男はオーナーの指を鳴らしたのと同時に、どこからもなく現れた黒服の男2人に連れて行かれた。オーナーは私にうちのバカ息子が大変ご迷惑おかけしましたと再び謝った。お詫びの印として、すべての料金をタダにして、料理も今すぐ2人分用意すると言ってきた。私はそこまでする必要はないじゃないかと思い、アポを取った時のお金は返金しなくていいと言って、この場を収めた。


そして、私は朱刀がいるロビーに戻り、OKということを伝えた。私はどうしても朱刀を手放したくはなかった。それが私の恋かどうかは分からなかったが、初めて興味を持った男と一緒にいたいがため、ある計画を立てた。


部屋に入った朱刀はこの大きな部屋に唖然としているようだ。私にとっては狭い部屋だが、朱刀が喜んでくれたらそれでよかった。私は第一の計画として一緒に風呂に入るという計画を実行することにした。私はどういいでもいい嘘をついて、朱刀を風呂に入らせる。このとき、風呂は2つあると言っておく。ほんとは1つしかないが一緒入るためにはどうしてもこの嘘をつかないと入ってくれないと思ったからだ。朱刀は素直に信じて、風呂場に向かった。私の良心が少し傷ついたがこれも朱刀を彼氏にするために必要だったから仕方がないことだ。そして、途中で私が風呂に向かえば、一緒になるのは確実となり、後は私のボディを朱刀に見せつければ、完全に私のものになると考え、風呂場へ向かう。その前に、失敗のことも考え、ベットの隣台の上に置いていた飲み物にも仕掛けとして、睡眠薬を少量混入して、計画の成功を祈る。しかし、浴室で、私のボディを見せつけることに成功したが、朱刀は恥ずかしくなって、すぐに浴室を出てしまった。それでは失敗だ。私の彼氏にするにはそれではだめなのだ。そこで、最後の手段として残しといたものを実行する。


既成事実を作ることである。私が風呂から出ると朱刀は一つしかないベットで寝ていた。台の上の飲み物も全部飲んでいた。まぁ、私が置手紙を置いていたから、遠慮なく飲んだのだろう。私は既成事実を作るため、朱刀の服をすべて脱がせた。そして、私も身に纏っていたバスタオルを取って、朱刀の隣で一緒に寝ることにした。


(明日が楽しみ)


私は朝、朱刀がどんな反応するかが楽しみで興奮しっぱなしになり、気持ちを落ち着かせるために一度起きて、冷蔵庫の中にあるお酒を一杯飲んでから再び寝ることにした。


朝、私の隣で予想通りの反応が起こった。私の中の小悪魔が目覚めたような気がした。

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