表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/24

ホテルでの一泊

遅れて申し訳ない


ホテルに一泊することになった俺は愛空さんが予約していた部屋に泊まることになった。その部屋はそのホテルの最上階、いわゆるスイートルームを予約していた。部屋の大きさを見る限り、1泊100万は下らないほどの豪華な部屋だ。そんな部屋に泊まる愛空さんはどんな人物なんだろうと俺は考えてしまった。無駄に広い部屋なのにベットは一つしかない。まぁ元々愛空さん一人で泊まる予定だったから仕方ない。部屋の中で唖然としていたら、愛空さんが俺を呼んだ。


「そんなとこでぼぉ〜としてないで、早くこっちに来なさい」


愛空さんはソファーに座って手招きしていた。俺はソファーのところまで歩くと愛空さんはにっこりと笑っていた。俺はその何とも言えない笑顔にドキッとしてしまった。こんな笑顔をされると誰でもドキッとするのは当たり前であるほど愛空さんの笑顔は魅力的であった。


「愛空さん俺ここに泊ってもいいの?なんかすごく高級そうな部屋に見えるけど、本当にいいの?」


「別にかまわないよ。別に普通じゃないこんな部屋?そんなことより、今日お風呂に入ってないよね?なんか汗臭い」


確かに自分でもわかるほどの汗臭さだ。今日は朝から準備に時間を費やしていたから風呂に入る暇もなく家を出た。だから汗臭くなるのも仕方がないことだ。


「だから、お風呂に入りなさい」


と愛空さんは強い口調で俺に言ってきた。それも仕方がないと思い、愛空さんの言葉に甘えて風呂に入ることになった。


この部屋の風呂はなぜか水面に花びらが浮いていた。愛空さんの希望で浮かべているかわからなかったが、どうも俺には恥ずかしいからシャワーで汗を流すことにした。シャワーで汗を流した後、ボディーソープで体を洗おうと容器に手をかけたとき、脱衣所の方で何か音がした。俺はないかが落ちたのかと思ったけどそうではなかった。脱衣所の方を見るとガラスに人影が映っているのが見えた。しかも、その人影を見るとどうも服を脱いでいるように見える。俺は愛空さんが入ってくるのではないかと考えた。今の状況を考えると、この部屋には俺と愛空さんしかいない。ほかに人がいた形跡もない。ホテルのスタッフがこんなところにいるわけない。これらの状況を考えると愛空さんしかいないと考え、俺は愛空さんと一緒ってのを考えると恥ずかしくなり、隠れるところを探した。しかし、ここは風呂である。なら隠れるところは一つしかなく、俺はすぐに浴槽の中に隠れて、やり過ごすことを決めた。おれが隠れてからすぐに浴室の扉の音が聞こえた。入ってきたのと同時に鼻歌のようなものも聞こえた。この声を聞く限り愛空さんの声に間違いない。だが、問題が一つだけあった。それは俺の息が続かないということだ。俺は急なことに戸惑い息をためることもせずに飛び込んだのでせいぜい持って一分弱くらいしか持つことができない。その間にこの場所からどのように逃げ出そうか考えていたがもはや無理と考え、俺はゆっくりばれないように風呂に浸かっているような体勢になった。その後、体を洗っていた愛空さんが俺に気づき、驚いた顔で俺は見た。


「あら、なんでこの風呂に入っているの?あなたに教えた風呂場はもう一つ先の場所にあるのに!」


「えっ……こ…この風呂場じゃないの?」


そのこのホテルの最上階にある部屋にはなぜかは知らないが浴室が二つある。その俺は間違えてこの浴室に入ってしまったのだ。しかし、愛空さんは嫌な顔もせず、恥ずかしそうな顔もせずに体を洗い始めた。俺はこの状態からどうすることもできず、愛空さんが浴室から出るまでそのままでいた。愛空さんが洗い終わると俺の方に歩いてきた。


「せっかくだから私と一緒に入りましょう」


と言って愛空さんは俺の隣に入ってきた。しかも俺がそっと覗くと愛空さんはバスタオルを纏わずの姿だったから俺はより意識してしまい、浴槽の中で意識が飛びそうになった。


「お…俺、もう上がるから」


「いいじゃないせっかく一緒に入っているからもう少しいなさい」


愛空さんは俺を引き留めようとしていたが俺の野性が目覚める前に出たかったから愛空さんの言葉を振り切って俺は浴室を出た。その時、後ろからつまんないなぁ〜って声が聞こえたような気がした。おれと何をしたかったかは分からなかったが、おれはすぐ出て行ったのは正解だった。


服を着て俺は一つしかないベットに寝そべって今後のことを横にあった飲み物を飲みながら考えた。


「まずは聞き込みだな。大雑把なところしか知らないから特定できる有力な情報を手に入れたいからなぁ〜」


俺は今後のことを考えていると一つ思い出した。この町に俺の知り合いがいたことを。俺はすぐさま携帯でそいつを呼び出すが電話に出なかった。俺は携帯を横の台に置いて、少し寝ることにした。案外疲れたのかすぐに睡魔がやって来て、俺は眠りに落ちた。


そして朝、俺が目をこすりながら起きると全体が寒かった。俺の体を見ると服を着ていたはずなのになぜか裸になっていた。しかも、横には愛空さんも一緒に寝ていたが愛空さんもなぜか裸のまま寝ていた。


俺の頭は混乱してしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ