有機化学・検出反応・溶液
先生: 第41問。アルデヒド基を持つ物質が示す、代表的な反応を2つ言ってください。
生徒: 銀鏡反応と、フェーリング液を還元して赤い沈殿をつくる反応です。
先生: 正解です。アルデヒド基は還元性がある、と覚えましょう。過去問では、官能基と名前を入れ替えたひっかけが出ます。ヒドロキシ基はケトン基ではありません。
先生: 第42問。エタノールを酸化すると何になり、さらに酸化すると何になりますか。
生徒: アセトアルデヒドになり、さらに酸化すると酢酸になります。
先生: 正解です。
先生: 第43問。では、メタノールを酸化すると何になりますか。
生徒: ホルムアルデヒドになります。
先生: 正解です。つながりとして、ホルムアルデヒドの水溶液がホルマリンです。性質の分野で、メタノールの鑑定に熱した酸化銅を使い、銅の色に戻ったのは、まさにこの酸化反応です。
先生: 第44問。フェノールの水溶液に塩化鉄の3価の水溶液を加えると、何色になりますか。
生徒: 紫色になります。
先生: 正解です。ベンゼン環に直接ヒドロキシ基がついたフェノール類の検出に使います。
先生: 第45問。サリチル酸、クレゾール、アニリン、酢酸エチルのうち、芳香族化合物ではないものはどれですか。
生徒: 酢酸エチルです。
先生: 正解です。芳香族化合物はベンゼン環を持つ化合物で、酢酸エチルにはベンゼン環がありません。
先生: 第46問。アルカンの一般式で、炭素がn個のとき、水素は何個ですか。
生徒: 2n足す2個です。
先生: 正解です。メタンは炭素1個で水素4個、プロパンは炭素3個で水素8個です。
先生: 第47問。ニンヒドリン反応は、何を検出して、何色になりますか。
生徒: アミノ酸を検出して、紫色になります。
先生: 正解です。つながりとして、ビウレット反応はペプチド結合が2つ以上必要で、アミノ酸1つでは反応しません。この違いが正誤問題によく出ます。
先生: 第48問。キサントプロテイン反応では、濃硝酸を加えると何色になりますか。
生徒: 黄色になります。さらにアンモニア水で塩基性にすると橙黄色になります。
先生: 正解です。ベンゼン環を持つアミノ酸を含むタンパク質で起こります。
先生: 第49問。溶媒だけを通し、溶質を通さない膜をはさんだときに生じる圧力を何と言いますか。
生徒: 浸透圧です。
先生: 正解です。その膜を半透膜と言います。コロイドの透析とつなげて覚えましょう。
先生: 最後の第50問。溶液の凝固点は、純粋な溶媒と比べて高いですか、低いですか。
生徒: 低くなります。凝固点降下です。
先生: 正解です。冬の道路に塩化カルシウムをまくと凍りにくくなるのが身近な例です。電解質はイオンに分かれるので、同じモル数でも効果が大きくなります。基礎化学の新編50問、おつかれさまでした。




