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とある夏の43日記  作者: 伊藤真奈
19/35

夏休み終了まで、あと二十四日

2023年8月7日。

今日はお使いに行った。母がしつこいので仕方なく。部屋に引きこもっていたらダメだと言って。

太陽は今日もうざったいくらい元気だし、最悪だ、なんてことを考えながらスーパーへと向かった。

そこはじごくだった。

人と関わってしまうというのはまあ覚悟していた。が、それ以上にふゆかいきわまりないことがあった。私が着実にお使いを進めていくと、お菓子コーナーにたどり着いた。美香がほしいものを買うためだ。あなたが好きなものも買ってきていいよ、なんて母は言っていたけれど、もうそれどころじゃなかった。カートを押しながら商品を探していると、何やらけんかしている姉弟らしき二人の子供がいた。それが本当にうるさかった。ギャーギャーギャーギャー高い声でさわいでいた。別に仕方ない、と思うし、数年前まで自分もこうだったのだと考えればかんようにもなる。しかし、あまりにうるさいのだ。それに両親らしき人物はいなかった。よって、注意する大人がいなかった。おまけにぶつかって棚に乗っていたもの全て落としていた。しぶしぶ手伝ってやった。逃げられなくてみじめな思いをしなかっただけマシかもしれない。まあ、感謝なんてされなかったんだけど。

レジでは「え?」なんて高圧的な声で聞き返されたし。実はちょっと怖かったのはここだけでの話だ。中二がこれでは情けない。実に情けない。……この二文で過去の自分をけなすことで今の自分を守ろうとする浅ましい考えが透けて見えているね。うん、人間観察として日記を書くのは成功だったかな。

で、さっき叱られてなかった子供と反対に、わんわん泣くくらい叱られている子供もいた。その子が悪いことをしていたのかもしれない、というか十中八九そうだろうけど、自分も怒られている気がして気分が悪くなった。子供が大声出して泣いているから、やっぱりうるさいし、人が人を怒鳴るって気持ちのいいものではない。

だから私は、もう二度とスーパーに行きたくないと思いました。あれ、感想文みたいになったな。

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