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小編の一、あめがふっている……
あめがふっている……
かわいた気持ち
打ちのめされた心
雨粒の一滴が染みわたる
雨音を聞いて、
乾いて、ささくれ立った気持ち
ひび割れて血が流れている心が癒やされてゆく
それまでは、心が暴れて血が流れていた……
雨の訪れ
柔らかい空気と優しい雨音が心に染みて、
凪のような穏やかな心の静けさが、
刹那、訪れる
殺伐とした心が、洗い流されて清涼なものに還る
想いが戻りゆく
雨の景色をながめて想う
自然はとても美しいのだと……
◇
息づくものすべてに渡されてゆくもの
染みわたる豊穣の雨
天の雨水は地に落ち
癒した生命の一滴をたずさえて、
水の流れと共に海へと至る
生命の海に満ちる世界
優しさがやがて還るところ
想いは風にのり、また広がり
やがてそこから離れて、また豊穣の雨になる
豊穣の雨
心に満ちて
そうして
人は癒されたものを見る
アムリタ
せかいと、
こころにあるもの……
書いてから少し経つと、なんとなく違うという気持ちが出てくることもありますね(^_^;)
直すとかえっておかしくなるようにも感じましたので、これは書いた当初のまま出してみました。