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ファースト・ダウト  作者: 羽島りゅう
一学期:入学編
5/37

第1話

新しい章です。

【補足】

かわいい(ノットイコール)好き

 あの(いびつ)な関係が始まって5日がたった。

 彼女はヤバかった。何がヤバイかって? それは、彼女が何でも完璧にこなしているからだ。


 掃除に洗濯(さすがに自分の下着は自分で洗っている)買い物に料理、ご飯まで作ってくれる。


 さすがに任せすぎだと思い、俺もやると申し出たんだけど


『守ってもらっているのにそれは申し訳ないです。それに、私がやらないと、またゴミ屋敷のようになりそうですし』


 と、やんわり拒否された。そう、俺は掃除が嫌いだ。料理も作るのはいい、でも洗いたくない。洗濯も洗って干すのはいい、でも畳みたくない。


 そんなこんなでやっていったら、家がゴミ屋敷になった。足の踏み場ぐらいはあったからね?


 ちなみにどれぐらい酷いのかというと、俺の家は20部屋(結構大きい屋敷のようなところに住んでる)ほどあるが、ごみのない部屋が俺の部屋とあと二つだけだった。


 そしてさらに、


 コンコン


「悠人くん今日から学校ですよ。起きてください。朝ごはん冷めてしまいますよ」


 さすがに部屋にまで入っては来ないが、毎朝起こしてくれるのだ。


「ああ、ありがとう。今行くよ」


 着替えと歯磨きをしてリビングに行くと、凉が待っていてくれた。


「お待たせ。食べよう」


「はい」


「「いただきます」」


 ご飯は二人で食べる、これはいつの間にか習慣化していた。


「今日は入学式ですね」


「そうだな。同じクラスになれるといいな」


 特に考えずに言ったのだが、


「え?」


「ほら、同じクラスになれば妖魔が襲ってきても、すぐに助けられるからさ」


「そ、そういうことですか」


 なんだか凉が不服そうだ。なんか変なこと言った?


「ごちそうさま。準備して玄関で待ってるよ」


「私もすぐに準備しますね」


 俺たちは凉が妖魔に襲われると危険なので、一緒に登校すると昨日決めたのだ。

 準備をして、玄関で待ってると、凉がきた。

 俺達の通う大波高校は、制服がかわいいことで有名だ。もちろん凉にも似合っていて、


「似合ってるよ」


 と、つい言ってしまったら、


「あ、ありがとうございます」


 顔を赤めながらそう言った。


「よし、行こうか」


 今日は入学式、明日からが本番だから今日は気楽に行こう。



≪とある場所にて≫

 何か黒い影が動いていた。


「クックックっ、これで私もまた」


 その黒い影はそう言うと、目の前にある魔方陣を起動した。

 起動された魔方陣は円形状に広がっていき、悠人たちの通う学校、大波高校を覆った。


「さあ、あと少しで完成だ。これでやっと、やっと……」

作者「なんなのこの回」

凉「……」

悠人「自分で書いたんだろ」

作者「何で君らこんなに夫婦みたいなの」

凉「……」

悠人「自分で書いたんだろ」

作者「俺が書いかもしれないけど、君らが勝手に俺の頭のなかで動くんだからしょうがない」

悠人「……」

作者「よし、主人公消すか」

悠人「おいぃぃ、なにが『よし』だ、俺消えたらこの話の主人公どうなるんだよ!?」

作者「いいよ別に、凉を主人公にすれば」

凉「え、嫌ですよ」

作者「ですよね。すんません」

凉「後書きで遊びすぎですよ」


 アクセスしてくださった方、ありがとうございます。

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 ではまた~。

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