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⑦会社前で

学校が早めに終わって家に帰ると、お父さんから連絡があった。


お父さんは資料的なものを家に忘れてしまったらしく、僕に届けてほしいみたい。


僕は資料を持って自転車を飛ばして、お父さんの会社に向かった。


そして会社の前の道まで、自転車を走らせて来た。


すると、そこにはなぜか家政婦さんがいた。


ここにも家政婦さんは姿を現した。


ただ歩いているのならば、それほど驚いたりしない。


でも、家政婦さんはそこでティッシュを配っていた。


家政婦関係の宣伝が入ったティッシュなら、まあ納得は出来る。


しかし、貰った人の手元を見ると、宣伝のチラシが入っている様子はなかった。


無地の透明な袋の中に、ただただティッシュが入っていた。


何のために、それを配っているのか分からない。


それにしても、家政婦さんのフットワークがヤバい。


あんな身のこなしは、プロスポーツ選手でも難しい。


そこを通る全ての人にティッシュを差し出していて、みんなそれを受け取っている。


凄すぎて、そこを通るのが怖くなった。

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