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第3話~神からの提案~

まだ天界でのお話です!

「私は神なので、時々下界の様子を観察しなければならないのです。それで、3年前の今位の時期にその仕事をしていると、貴方を見つけて好きになってしまったのです。今までは、見ているだけで満足だったのですが、やはり実際に会いたかったので寝ているうちに召喚してしまいました。すいません···。」


シーラは俺がここにいる理由を全て話してくれた。それと、さっき「召喚した」と言っていたので、俺は死んではいないのだろう。しかし、俺には聞きたいことが山ほどある。


「俺の何処らへんを好きになったんだ?」


ここに人が居たら、それより先に聞くことあるでしょ!?と、突っ込まれそうだがそんなこと知ったこっちゃねえ。誰からも好きになられたことのない俺からしたらこの質問こそが第一優先である。


「え、えーっと···、好きに理由なんて無いです!」


俺が変な考え事をしていると、そんな言葉が聞こえた。なんだ、ただの一目惚れか···。俺は本の少し落ち込んだ。


「そ、そうか···。それと、あと一個聞いていいかな?」


「はい。」


俺はシーラからのOKサインを貰ったので、自分を好きになった理由を除いて、今一番聞きたい質問をした。


「俺はこれからどうすれば良いんでしょうか···?」


「その事でしたら、えーっと、そのー、わ、私と一緒に異世界で暮らすのはどうでしょうか?」


「ぜひ!」


俺がそう答えた瞬間シーラの顔だとても明るい表情になった。

か、かわええ···。そもそも、こんな美人に一緒に暮らそうだなんて言われて断るやつなんて居るのだろうか?

居たらぜひともあってみたい。そして、異世界という現実からかけ離れた言葉も胸が高鳴る。


「でも、何で異世界なんだ?下界じゃだめなの?」


正直そんなことどうでもいいのだが、気になったので聞いてみると、


「神というのは、決まりみたいなのががあって下界に行っては行けないんです。」



「なるほど。じゃあ、早速その異世界に行って幸せライフを送ろうぜ!」


俺は、異世界というものが気になって仕方がなかったので、そう言って立ち上がろうとすると、


「ちょ、ちょっと待ってください!」


シーラの呼び止める声が後ろから聞こえてきた。俺は、少し驚き後ろを振り返ると、シーラは何か言いたげな顔をしていた。


「実は、異世界には魔王と四天王、そして幹部が8人いて、私と暮らす前にそれらを貴方に倒して来て欲しいんです。」


「マジすか···。」


その、シーラの口から出てきたおぞましい言葉をしっかりと聞いた俺は、口をあけその場で石のように固まった。








第3話はいかがだったでしょうか!次で天界での話は終わるよていです!あと、第1話の後書きで投稿ペースが遅くなると言いましたが、出来るだけ1日1話投稿を目標に頑張ります!あと、次回からも1話900~1000字位の量で書いていきたいと思います!それでは、第4話もよろしくお願いいたします!

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