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掌編小説集5 (201話~250話)

想いを馳せる

作者: 蹴沢缶九郎

昔の人は、いつか鳥のように大空を飛んで、果ては宇宙へだって行く事の出来る、そんな時代が来る事を望み、未来に想いを馳せた。


今の人は、皆が幸せを手に入れ、時間旅行や若返りが当たり前となった、そんな時代が来る事を望み、未来に想いを馳せた。


未来の人は、二本の足で立って歩いたり、走ってみたりしたいと、そんな時代があった事を羨み、過去に想いを馳せた。


だが、身体を失い、溶液の中に浸った脳だけではそれも叶わない。

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