大富豪
今日は私が旅行がてら集めた「大富豪のローカルルール」を一部紹介したい。
初めて2が場に出された時、競りを開始する。それまでに累積したゴミ札を何枚引き受けるかで、2を競り落す。その競り落としの結果、引き受けたカードの中に456の三枚があった場合「コロシ」に成って誰か一人を殺して、その人は強制的に大貧民。既に勝ち抜けしている人も殺せる。ここで、殺された人の手札に2349があれば、「ニクシミ」に成って誰か一人を道ずれに呪い殺せる。ただし「コロシ」た犯人だけは呪殺できない。呪いで死んだ人が大貧民で、悪霊は貧民に成る。しかし呪いの指定を受けた人の手札に同じ数字三枚があった場合、「三枚のお札」に成って、初めに「コロシ」た人へ怨念が襲い掛かって、犯人が死んで大貧民に成って、悪霊は成仏して富豪へと転生して、三枚のお札を使った人は大富豪と成って、他の人はポカーンとした顔で貧民決定戦を続ける。
鼻の穴を大きくした女児が考えたようなルールである。私は暖かい気持ちになる。
88Kの三枚を出すと、そこで大富豪。これは、BB King がショウビズの世界で成功する話にあやかっている。二人目はコピーキャット、泥棒野郎と罵られて、大貧民になるので注意。
一度目は良くて二度目は駄目、こういうのは「ローカル」っぽくて風味が良い。
3、1、1を出すと全員大貧民で次を始める。全員が配られたカードから二枚捨てる。その復興戦で最下位に成った人は「ヒバク」に成って、それ以降ずっと誰とも手札の交換が出来なくなる。なので勝っても負けてもずっと平民の地位を保証される。「ヒバク」以外の人たちの間でだけ、勝ち負けが競われる。次のヒバクが決まっても元々のヒバクが元に戻れる訳ではなく、ヒバクが増えてゆく。
時代を取り込もうとする姿勢は尊敬できる。だけど、もう少しマイルドなルールの方が良かったんじゃないかなあ、と思う。ノリが昭和というか何というか。




