日常
はじめまして、谷本灯24歳
出版社に勤めて早2年
失敗の方が多くて、でも、周りに助けられながらどうにか慣れてきた気がします
もう、2年もいるし新人気分ではいけません
「マロ~お茶入れて」
…今日もですよね
「先輩!私は谷本灯です!マロではないですよ。」
と、言いながらもミニキッチンに行くのが切ない
「あ、マロちゃん。私にも入れてくれるかしら?お菓子はhanAのシュークリーム買ってきたのよ。」
HanA のシュークリーム!?
こりゃ、目が輝きますね
「任せてください!棗先輩!」
「おい!マロ!!お前、俺と棗の態度が違うじゃねぇかよ!」
上原先輩はイスに背を預けギコギコと揺らしながら言ってきた
「当たり前です!棗先輩は上原先輩とは違い素敵ですもん。」
「お前、お菓子につられてるだけじゃねぇかよ!」
「なら、上原先輩はいらないということで…」
「んなこと言ってねぇだろう!早く持ってこい」
そう言ってパソコンに目を向けた上原先輩に、棗先輩と目を合わせ笑った
ついでに、他にお茶が欲しい人いるか聞いて、数人が手を上げたので用意して渡した
そして、自分の分も用意し席に置き、イスに座りお茶を飲んだ
「はふぅ~~」
思わず出る声にコツンと何か当たった
「お前は、ばぁちゃんか!」
上から聞こえる声に見上げると上原先輩が立っていた
「マロの次がばぁちゃんですか?」
マロ…このあだ名をつけたのが上原先輩だ
マシュマロみたいに柔らかそうってことで
つけたみたい
つまり、あちらこちらについた肉のことですよ!
確かにボヨンボヨンです
触るとフニフニです
…つまり、このことを指してるんですよね
まぁ、マシュマロ…何となく可愛いイメージなので許しましょう
コクコクと知らずに首を縦に動かした
「何一人で納得してるんだよ(笑)?
あ!マロ、すまんが急ぎじゃないんだが、あとでエース商事に届けてくれないか?俺は別の会社に行かなければいけないんだ」
「急ぎの仕事は今は無いので良いですよ」
こんな日々が続けば良いのに…今ならそう願う




