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嵐2
母との電話はあまりに衝撃的だった
慌てて駅に向かい、実家の方に向かう電車に乗り込んだ
電車に揺られながら、母との電話の会話を思い出していた
「え?お母さんどういうこと?」
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
何度も謝る母に嫌な予感がした
「……お母さん、大丈夫だよ、すぐに行くから。
待ってて。」
優しく問いかけるように言うと少しは落ち着いたのか、小さな声が聞こえた
「電話切るけど、行くから安心してね。」
お願い、死なないで…
そんな声にならない思いも込めて言うと
「うん、待ってる」
「じゃ」
静かに電話を切った
一体何があったのか…もしもの時を考え、すぐに110を入力しとくべきか
そんなことを考えていたら、最寄りの駅に着いた




