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3 異常な出会い

うっすらと意識が戻ってきた。暗闇が消えて景色が消えたころには目の前には一匹の狛犬が・・・

こま・・・いぬ!?

 「こまいぬ~~~~~~~~~っ」

と、いきなり僕は叫んでしまった。

 「あ、源太!!ねえ流奈(るなちゃん、源太起きたよ!!」

と麻那の声が耳元から聞こえた。ん?後頭部が柔らかい・・・こ・・・これは!?膝枕か!?僕は麻那の膝の上に頭を・・・

 とっても気持ちいい・・・

 僕はそう思うと寝たフリをして、頬を下にし・・・スリスリ・・・

 そうしていると、突然・・・少女にお腹を踏まれた・・・

 「ぐはっ」

 「いいかげん起きろよ、てめえ、アタシの麻那から離れろお~」

 と少女はいきなり怒りをあらわにした。

 「ひい、すみませんっ」

と恐怖を感じた僕はすぐに起立っ

神門はケラケラと笑ってこう言った。

 「初対面から俺の妹に踏んでもらえるなんてお前ツイてるなあ~、俺の妹は学校でサディスティック女王って言われるくらいだからお前のようなペットには最高のご褒美だろ~」

 うっ・・・とてつもなく屈辱的なことを言われた気がする・・・でも・・・

 「あれ、痛みがなくなっていく?」

 しまった!!口に出してしまった!あ~どうしよう俺はこれからM男まっしぐらのルートを踏んでしまった・・・しかも、神門の妹だなんて・・・と思っていたら意外にもフォローしてくれたのは神門だった。

 「ハッハ!!正直に言うやつだな。しかし、その感覚は正常だ。流奈には攻撃を与えた生物の治癒力を高める能力がある。」

 え、能力?神門出流(以下流奈と区別するため出流と記します)は妹に特別な能力があるとでも思っているのか?本気で思っているとしたら気持ちの悪い男だと大抵の人は思うだろうが意識を失う前の記憶がだんだんと思い出せてきた僕はそうは思わなかった。


 「右手が戻ってる・・・」


  そういえば、僕の右手はうっすらと存在しかなくて、とても<異常>だったけど、今、こうして元に戻ってるのも<異常>で、僕の思考はおかしくなってしまったようだ。


 出流は突然こう言った。


 「ようこそ、<異常>な世界へ、君が巻き込まれたのは<異常>な戦いだ。」

 

 もう、その日の記憶はこの一言の後から潰えている

連載遅れました!!すみません!!

楽しみにしていた方(居たのかな?)、ご迷惑おかけしましたっ

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