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寄託先  作者: 尚文産商堂
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第2話

しばらくして、代表者のところへとあるところから連絡が来た。

封筒が1通、大阪府の文化財保護課からだ。

どうやら指定された日に審査会を開くから、そこに必要な書類や金額を持ってきてほしいということらしい。

親族で話し合って、警察に行ったのと同じ3人組でその審査会に向かうことにした。


大阪府庁の一室で、今回は行われるらしい。

張り紙を確認して、この部屋だと確証すると、早速中へと入った。

「どうぞ、こちらへ」

部屋に入るとすぐに係員の手によって持ってきていた書類を確認すると、少し離れたところにいる別の人のところに連れていかれる。

「……ええ、分かりました。では、こちらに持ってこられた日本刀をお願いします」

箱は風呂敷に包んできていた。

それを、案内された長机のうえに置き、丁寧にほどいていく。

「ああ、それで大丈夫です」

箱が完全に姿を見せた時、係員が手で制止した。

どうやらここから先は審査の範囲になるらしい。

「少々お時間をいただきますので、あちらの方でお待ちください」

書類を確認した係員に促されて、別室で待つこととなった。

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