6.強弱
nヶ月ぶりです、、、
すみません、完全にやってます
なかなか納得がいく文ができなくて、、
遅くはなりましたが読んでいただけると嬉しいです
〜◯020年7月〜
『昔には戻れない』
何回心のなかで浮かんできたのか、もうわからない。
分かりたくもない。
分かったって、、、
「あぁぁ、、あぁぁぁぁ、、、」
そんな言葉を旧友に送った。
言葉は強くて弱い。
「あぁぁぁぁぁ、、、」
いじめに使われるような言葉より簡単な一言のほうが強い。
別にいじめられたことはない。
ただ周りから言われたこと。
『すごいね』
十数年たった今ならわかること。
自分を褒めていた人のほうが自分よりできることが多くて毎日楽しそうで。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、、、、、」
木坂月詠と名付けられた魂の入れ物に刃を突きつける。
そのとき部屋が同じになった人が戻ってきた。
「明日の予定の確認終わったよ」
「おつかれさま」
「そんなことないよ、えっと、これがこう変わって、、、」
そうだった今は修学旅行だった。
家じゃない、しかも他人も一緒に寝たりするのだ。
「大丈夫?疲れてた?」
「大丈夫、そんなことないよ」
私が信じれなくなった言葉が2つ。
1つは自分が何回も言い過ぎたから。
もう1つは他人が何回も言ってきたから。
『すごいね』とは違う私に刺さること。
私を苦しめるのに必要なのは五文字と四文字の言葉だった。
その言葉を避けるために私は一人を選んだ。
それすらも魂には傷がつくようだった。
就寝時間になり隣で小さく寝息を立てる同級生を横目に明日のことを考える。
明日は各個人で選んだコースに分かれての行動になっている。
自由行動班のうちの一人、藤澤と一緒になったのでずっと黙ったまま、なんてことはないはずだ。
「似た者同士、仲良くできるといいけど」
そうつぶやいてまぶたを閉じた。
読んでくださりありがとうございます!
今後は前みたいに一ヶ月一話に戻せる(はず)なのでよろしくお願いします