2.班決め
長い間おまたせして申し訳ありません
二話目が完成したので投稿させていただきます
少しでも気に入ってくれたなら光栄です
〜2020年◯月〜
「おは〜」
「、、、」
「おーい、聞いてますか〜」
「、、あ、一櫻か、おはよ」
「どうした?やけに気づくの遅かったけど」
「眠かっただけ、だって昨日寝たの25時だし」
「、、ならいいけど」
最近久遠がやけにぼーっとしてる気がする。
もともとめちゃくちゃに明るいわけではなく一人でいることが多かったが最近は度が過ぎている気がする。
「今日って授業何?」
「7限中4限が文系」
「帰っていい?」
「真面目に授業受けてください」
「はいはい、わかってるって」
「じゃ、また後で」
「ん」
席に戻って授業の準備をする。
夏織は眠そうにしながら授業の準備をしている。
高1のときに球技大会で足を怪我したらしく体育の授業はできることを自分で探してやっていた。
放課後になりみんなが部活に行く中、夏織は教室に残っていた。
「夏織、部活は?」
「怪我してるし行かんでもいいだろ」
「手伝わんでいいん?」
「マネージャー新しく4人くらい入ったし、邪魔になるだろ」
「、、一応それでも部員だろ」
「春休み中一回も部活行ってない」
「、、、」
「ってことで行きません」
「、、、(まあいいか)」
「なんか呆れられたような気がするんだけど」
「そんなこと思ってないっての」
「そいえばさ修学旅行、班一緒に組も!」
「いいけど、他にも誘っていい?」
「誰を誘うの?」
「女子でもいい?」
「できるだけ少なめでおねしゃす」
「相変わらず女子嫌うよな」
「なんていうか話しづらいし」
「何回も聞いた」
「ならよろしく〜」
そんなことを話した後、夏織はどこかへ歩いていった。
修学旅行があと二ヶ月もすればある。
この学校は高1で修学旅行の方面を6個くらいの中から2つ選び残った2つのどちらに行くのか決める。
今年は関東と北海道の2つが残ったので僕と夏織は北海道にした。
後で知ったのだが240人中24人しか北海道を選んでいなかったらしい。
班を作らないといけないのだが3人以上の班にしなければならないのだが人数が少ないためほとんどが4人班だった。
「あと一人どうしよ、、、」
「藤澤くんだよね」
「わ、え、あ、はい」
「修学旅行の班入れてもらっていい?」
「え、、あ、、」
(なんで女子同士のとこにいかないの?)
「なんで他の女子のとこ行かないのかって思ってない?」
「いや、そんなこと思ってないけど、ただ、、」
「ただ?」
「いや、なんでもない」
「じゃ、お願い」
そういってその女子は去っていった。
確か木坂、、、なんだっけ、忘れた。
とりあえず木坂さんだったはずだ。
「とりあえず入れとくけど、夏織、怒るかな、、、」
最後まで読んでいただきありがとうございました
次話はもう少し早めに出したいと思っているので今後もよろしくおねがいします