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ミラースさんとライアン君

あれから門番の所でカードを確認してもらって新しい従魔のアッキーとギルマスとギルドへ。従魔なんて滅多に見ないから門番さんがあたふたしてたな。と思いながら、いまだに左肩に乗ってるアッキー。帰りも駆け足だったけど、落ちなかったんだよな。あとちょっと温かい。


ギルドに入ってそのままギルマスの部屋に直行すると小さい男の子を抱えている女性がデスクの前に立っていて、え?と思ってたら


「よぅ、ミラース」


「あら?もう帰って来たの?頼まれてた分の仕事、今終わったから机の上に置いてあるわよ」


「そうか。ありがとう。」


「パパ!」


「おーライアンいい子にしてるかー」


あ、あのギルマスがデレデレしながら頭を撫でてる、、、 てか、、、ミラースって確か奥さん?めっちゃ可愛いし、若いんじゃないか?明るい茶色のショートボブに目がクリッとしてて165センチないくらいかな?ネイビーと白の落ち着いた色合いで派手じゃないクラシックワンピースの様な服を着て、茶色のショートブーツを履いている。


「あなたがアレク君ね?話はうちの人やカールから聞いてるわ。うちの人とカールがお世話になってます。リースのことごめんなさいね、何かあったらすぐ相談に乗るからね」


「あ、い、いえ、こちらこそ良くしてもらってます。えっと、奥さん、でいいんですよね?」


「まぁ、ごめんなさい。ラインズの妻でミラースです。それと息子のライアンです。ライアン、挨拶できる?」


「こんにちゃあ!」


「こんにちは、アレクだよ、よろしくね。…可愛いですね」


「リースがいない間、俺とカールで分担してるんだがな、ちょっと都合がつかなかったりする時はミラースに頼む時もあるんだ。時々会うと思うから、よろしくな」


「あ、は、はい」


「まーる!まる!」


キャッキャとアッキーを指さしながら丸!と連呼するライアン君。


「そういえば、スライムを従魔にしたの?珍しい色だし、ずいぶん小さいのね」


「あぁ、今は肩に乗るために小さくなってるんだと思います。スパークスライムの《アッキー》です」


「あ、こらダメよライアン。最近何でも触りたがるから…ごめんなさいね」


アッキーに一生懸命手を伸ばしてくるライアン君に申し訳ないけど…


「触っても大丈夫だとは思うんですが、さっき従魔になったばかりなので安全の為に次に会う時に遊んであげてもらえますか?」


「もちろんよ。ほらライアン、今日はこのままバイバイしよっか」


「やーぁ!やーや!」


あちゃー泣き出しそうだな


「ごめんなさいね、気にしないで。ほらワガママ言わないの、バイバイー」


「やーー!」


「こら、ダメだぞライアン」


「やぁ!丸いのだっこするの!」


「あの…ギルマス、たぶん大丈夫だと思うんですが…ヒールくらいなら使えますし」


「あら、じゃあ私も回復魔法使えるから試してみる?」


「ギルマスもそれでいいですか?」


「ああ、問題ない。ライアンも男だ。ミラースがいるしな」


「アッキー、元の大きさに戻れる?一緒に遊びたいみたい。絶対攻撃しちゃダメだよ。触らしてあげてね。あ、あとアッキーまだ物凄く弱いので…ライアン君、『アッキー』だよ。優しくしてね」


《ミィ!》ライアン君を応接席に降ろしてもらって、アッキーをその隣におくとポヨンポヨンと元の大きさより、ライアン君の座る座高と同じくらいの大きさになる。


「あーちゃ!」


《ミィ!》


ライアン君がペタペタアッキーを触る。問題ない様でよかった。ミラースさんも触って『ちょっと温かいわね、スパークスライム、聞いた事ないけど…』だって。


「ミラースさんもご飯まだならいかがですか?ギルマスの分もと母が作ってくれて結構量があるんですが」


いそいそとお弁当を広げるサンドイッチとキコの実がいつもより多めに入ってるバスケットを広げる。


「あらラインズの分まで?ありがとう!でも残念、食べてきちゃったわ。気にせず食べてね」


「俺はこのまま貰おうかな」


「あ、じゃあミラースさん、良ければお茶はいかがです?」


「え!“テイチャ”のお茶かしら?」


「いえ、『緑茶』って言うお茶になります。ギルマスは食後にどうぞ」


今日の中身は緑茶、やっぱり、『テイチャ』は紅茶かもしれないな。2人とも概ね緑茶は好評だった。たまに東の露店で売り出してる事を教えたので、ミラースさんが今度覗いてみると言っていた。


《ミィ》


「あら?静かになったと思ったら」


ライアン君がアッキーに抱きつき居眠りしていた。あったかいもんな。


「じゃあ今のうちに帰りますね。お茶、ごちそうさま。お母様にもお昼ご飯のお礼を伝えておいてね」


「いえいえ、いつもお世話になってますから。」


じゃあと言ってライアン君を抱いて帰って行った。


「いろいろすまんな。助かる。お前もありがとな」


ギルマスがアッキーを撫でると《ミィ!》と鳴いてポヨンポヨンと体を動かす。


「て言うかギルマス、奥さん若いんですね」


「あ?あー…あれでも一応リースより上だぞ…」


「…………!?!??」


「いいか、仲良くしてくコツは年齢のことは深くは絶対聞くな。絶対だ。いいな?」


こくこくと頷く俺。そういえば奥さんは()()()()()()()()。って事はあの人もAランカー!?

どこの世界でも人は見かけによらないんだな…


よければブックマーク等よろしくお願いします

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