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「では転生の準備に入ります、これまで説明したこと以外に何か聞きたい事はありますか?」
「転生するさいイケメンにしてもらうことってできます?」
「あ、俺も」
「できますが、普通に転生してもモテると思うので変わらないと思いますよ?」
「転生後は少しでもモテたいし、なんならハーレムでも作ってみたいんでイケメンにでもなっておきたいんですよ。なぁ?りゅー」
わかってないな、男も女も1番は顔なのだどうせモテるなら可愛い女の子にモテたいに決まってる、その為に少しでも容姿は整っていたほうがいい、髪を整えたり眉毛をいじったり服装に気を使ったりとしなくてもいいように、そこら辺を一々意識するのは面倒だし
「俺は一人を愛せれば充分だわ」
「わかりました、他にありませんか?なければ準備ができたので転生に入らさせていただきますが?」
「俺はないかな」
「あ、俺はある。記憶はどうなるのかと転生後俺らはすぐ再開することができるのかですね」
「転生後すぐに再開は可能ですよ、転生先はとある老人の家にお2人は転生していただきます。記憶は転生ご暫くすれば思い出します。引き継げる記憶は今回は前例が無いので清次さんが死亡するまでです」
「わかりました、俺からももう何もありません」
「はい、では転生をはじめます」
目の前の球体が発光しはじめ段々と光が強くなる、それに伴い意識が少しずつ薄れていくそして俺達は意識を失い、転生した
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「これで奴らのちょっかいが地球に暫くは向かないでしょう……それに万が一あの星が滅びる事はあの子達がいれば絶対にあり得ないですし、檻の中で自由に暮らしてくださいね」
誰もいなくなった空間で一人呟くのだった