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24.

「あ、これお土産!」


……大量のチョコレートだ。私がチョコレート好きなこと覚えててくれたんだ。実は私も杏ちゃんにプレゼントしたいものがある。


「私からもあるの。」


「ん、なになに? こ、これ……、私欲しかったの! 愛しのBL漫画!!」


某人気のBL漫画は今や、アニメ化、ミュージカル化しているらしい。内容結構凄かったけどミュージカルってどうするんだろう。ちょっと気になる。


「アニメitoに行けるの楽しみすぎて昨日寝れなかったよ~。公式グッズ買わないと!!」


___ということで大きなショッピングモールに来た。


「じゃ、私アニメitoに行くから1時間後また連絡するね~!」


「わかった、何かあったらLimeしてね。」


私も欲しい小説があったが、アニメitoには売っていないので本屋さんに行くこととなった。杏ちゃんはきっと1人でも楽しんでいるだろう。各自買い終わったら昼ごはんを食べることになった。


「あ、あった。あー、これも買おうかな」


「高橋もそれ好きなのか」


「うわっ、急に後ろから話しかけないで、花京院くん。」


「悪い。今日は1人なのか? 小鳥遊がいないみたいだが。」


「ずっと一緒にいるわけじゃないよ。今日は従姉妹と……。」


あれ、Limeきてる。『Help me!!』……?


「ごめん、従姉妹がなんか巻き込まれたらしくて。ちょっと行ってくる!」


「待て、俺も行く。何かに巻き込まれたならお前一人じゃ危ない。」


わかった、と頷き、アニメitoへ向かった。あれ、杏ちゃん出てきたよ……?


「あ、かな!」


「杏ちゃん何があったの?」


「いやぁ、この子とグッズ奪い合ってたんだけどもう和解したよ。ごめん! 心配かけて!」


無事ならいいんだよ、と伝えるとにっこり笑ってありがとうと言われた。それにしても杏ちゃん大人気ない。男の子背的に私より下だよね……?


「お、俺、花京院翼っていいます! 結婚を前提にお付き合いしてください!」


「ふぇ?」


「声も可愛らしいですね!あれ、兄ちゃんいたの?」


隣で花京院くんがため息をついている。弟が悪いと言うと翼くん? にデコピンした。言われたら2人めっちゃ似てるかも。花京院くんって弟いたんだ。


「美形、兄弟……いいね」


杏ちゃんは違う世界に行ってしまった。杏ちゃん3次元でも行けるのね……。

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