表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/29

21.

「うん、長時間いてもひなたくんのご両親に迷惑だと思うし。」


「親帰ってこねえから気にしなくていい」


ひなたくん……? あ、仕事で忙しいのだろうか。社長だったら大変だもんね。


「ひなた、お客さんきてはんで。会ったことないけど多分あれ____やわ。」


「ひなた喧嘩でもうったの?」


「んなわけねぇだろ! ……行ってくる」


ひなたくんがそんな顔をする相手ってどんな人なんだろう。東堂がいうことからひなたくんのご両親ではないことは確かだ。


数分後、ひなたくんはげっそりした顔で帰ってきた。


「あいつ人間じゃねえよ」


見た目が? 性格が? 私には関係の無い人だよね。


「かな、神宮寺がお前のこと呼んでる。」


神宮寺ってもしかしてれん……? いや、れんのお父さんの可能性も……。もうれんに近づくなって言われるのかもしれない。


「『かなと一緒にいるの? 殺していい?』って言われた。あんな怖ぇやつお友達とかお前のこと尊敬する。」


それはれん本人だーーーー! ひなたくんは怖さのあまり私を売ったようだ。一生恨むからね。


「俺も行く。かな心配だから。」


ありがとうしゅん様!! 初めてしゅんのことを心強い味方だと感じたよ。


そう思っていたのだが。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「なんでこんなに男多いの? かなが汚れるんだけど」


出るのが遅すぎて向こうから乗り込んできた。え、普通に不法侵入じゃないの? 人って変わるんだってことを目の当たりにしたよ。昔は誰にでも優しくてかっこよくて王子様みたいな人だったのに。


「どうしてここにきたんだ?」


「もしかして花京院の? お父さんにそっくりだね? その上から目線な感じ。 僕一応2つ上なんだけど。」


「っ! すみませんでした。 何か用があるんじゃないんですか?」


「用? あるけど教える必要ないよね?」


なにこの性格悪い人は。


「神宮寺サン勝手に家入ってきたけど大丈夫なんですか? 不法侵入ちゃうか?」


そうだよ。いくらお金を持っていても、していい事と悪いことがある。これは後者だ。


「かなを連れて帰るだけだから。ごめんね? 謝罪は後日伺うよ。 かな、行こ?」


私? ひなたくんの言う通り私何かした?

でも、会ったのは仲直りした時だけだ。特に文句を言われた記憶もないし。


「かなのおばさんがかなのこと迎えに行きたいけど住所分からなくて困ってるって言うから代わりに僕が来たんだ。おばさんとLime交換してて良かった。」


母上ーー! それより、れんとLimeする仲だったの? Limeを見ると確かにお母さんからメッセージが来ていた。

『住所は?』『迎えに行かなくていいの?』『もう知らない!』


という文句のメッセージから


『良かったわね♡♡♡』


という気持ち悪いメッセージに変わっていった。お母さん情緒不安定でしょ。お母さんイケメン大好きだからなあ。


「俺が送るので大丈夫ですよ」


「青髪……、あ! 水瀬しゅん? 最近かなの周りうろうろしてる子だよね。青髪の女の子は相澤れいなさん。緑髪が東堂真澄くん。オレンジ髪が菊池ひなたくん。赤髪が花京院司くん。小鳥遊さんは僕のこと知ってるよね。」


会ったばかりなのにみんなの顔と名前が一致してるなんて……。私初対面の時毎回誰? と思って話してたのに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ