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チョコ12歳

「…………チョコか?」


「はい! 私はチョコ。12歳の戦士、そしてあなたの夜のお供です!」


 なんか最後の方、凄いこと言っていたような……


 チョコは僕が現世で飼っていた3匹のうちの一匹だ。


 人なつっこくて、寝るときに真っ先に布団に潜り込んできた黒猫だ。


「おまえ、こっちの世界では12歳なのかー。もっと大人かと思ったけど」


 猫年齢を人間に換算すると、猫の20年は人間の100年などと言われるけれど……


「この世界の創造主によると、私たち猫は年齢を重ねても人間ほど老けないということで、ちょっと低めの年齢設定になっているのです」


 ナビゲーターのイオリさんが説明してくれた。


 僕はチョコの頭と耳をもふもふしながら……


「イオリさんは何歳――」


「女性に年齢を訊くのは失礼ですよ、吉原さん」


 口元をひくひくさせながらイオリさんは教えてくれなかった――

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