真夏の日差し。
夏休み中盤に入った頃だった。
美佳と翔太はメールを始めて2週間がたった。
2人は夏休み中盤に差し掛かった頃に会って一緒に宿題をするとゆう約束をしていた。
そんな美佳はそわそわしていた。
「あー翔太くんとデート明日じゃーん。ドキドキするなぁ、」大きなうさぎのヌイグルミを抱きながらため息をついた。
美佳は翔太の顔を写真でしか見てなかった。
翔太は身長が高く黒縁のメガネをかけて黒髪の今時系の髪型をしていた。顔もそこらの有名人並にかっこよかった。
そんな翔太に美佳はちょっと惚れていたのだ。
それに比べて美佳は身長が150センチもなく顔が幼くて肌が白くて弱々しかった。でも美佳は愛らしい高くて美しい声をしていた。
そんな美佳の事が翔太は好きだった。
そして次の日の朝美佳は普段あまりしない化粧をしてヒールを履き翔太との約束の場所にむかっていた。
SNSアプリでメッセージを交わしながら美佳は電車に揺らされていた。
[翔太くんもうついた?]
[ううん!まだだよ!美佳ちゃんは?]
[後二駅!]
[ほんとに?!俺の方が遅くなっちゃいそう(^^;ごめんね。]
[ううん!いいよ^^気をつけてきてね!]
[ありがとう!じゃあNNショッピングモールの前で待っててね!]
[わかったよ!]
こんな感じのメッセージを交わしながら美佳はNNショッピングモールの前についた。
暑い日差しが照りつける。美佳の真っ白な肌を日差しがさす。
美佳は元々肌が弱く日に焼けると真っ赤になる体質だった。
美佳はピンク色の日傘をさしながら翔太を待った。
そんな時向こうから見覚えのある顔をした男の子が走ってきた。
美佳はそんな青年をみてドキッとした。