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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

至福の楽園 ‐ 双子の姉妹の物語 ‐

作者:比良坂勉
 教会の裏手、礼拝に訪れた人々の憩いの場として一般に開かれた広大な庭園の、そのさらに内側、背の低い質素な造りの宗教建築物に囲われ、外部に対して半ば開かれ、半ば閉ざされた庭園の中に、その子供たちはいた。
 彼ら、この世の楽園のような美しい庭園で暮らす子供たち、祈りと勤めの日々の中で天の国へと導かれることを待ちわびている子供たちは、選ばれた、黄金の子供たちなのだった。
 リサとロサ、双子の姉妹は、彼らと共に暮らし、共に祈り、共に勤める穏やかな至福の時の中、彼らと同じく、天の国へと導かれることを待ちわびていた。
 ある日、リサよりも先に、ロサが天の国へと導かれることが決まり、ふたりは、別れを惜しみながらも、天の国での再会を誓い合って別れた。
 その夜、リサの枕元に、既にこの世から居なくなった筈のロサが現れ、庭園から抜け出すようにと、彼女を導く。そこから、物語は急変し、隠された真実がリサを責苛み始める。
 庭園から抜け出し、逃亡者となったリサは、逃げ延びた町の先々で、飢えに苛まれ、暴力に苛まれ、時として、逆に、善良な人々の温かさに救われもする。
 その、悪徳と美徳の狭間の旅の果てに、リサが到達した祈りとは?
第1章 黄金の子供たち
2014/08/17 17:51
第2章 双子の時間
2014/10/16 17:35
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