表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スグルの異世界書紀  作者: 光 煌輝
第八章 マモノの力
57/134

第七章 あらすじ


 事実関係もせぬまま、公爵の首を刎ねてしまって苦悩するアイルズ。

 だが、スグルはそんなアイルズに構っている暇などなかった。

 メグルが王に攫われてしまったのだ。

 今回の件も王は予め予見していたかのような動きを見せていた。となると、バステリトに魔術師が攻め込んできたことと、王こそが何らかの関係と繋がっている可能性が大きい。


 スグルは、アイルズと共にそれを暴こうと乗り出す。

 ただ悩んでいるだけではなく、それこそがアイルズのためにもなると思ったのだ。

 ラランとメグルを助け出し、

 真の首謀者を裁くことが――。


 バステリトへと攻め込んできた魔術師。彼らが住まうルクリエイトという国へ向かうことになったスグルとアイルズ。

 アイルズは王の謀略の中で向かうことになったが、スグルはアイルズと連携し、内密にそれへ付いて行く。

 馬車の荷台に隠れたのだ。

 兵士のハッシュとも話を付けていた為に、バステリトを抜け出すのは容易だった。


 しかし、ルクリエイトへ向かう途中、二人はアクシデントに見舞われてしまう。

 捕縛の魔術に掛かり、魔術師二人に捕らえられてしまったのだ。

 目的地は同じことから、素直に従うスグルとアイルズ。

 だが、ひょんなことから魔術師二人にはあまり敵意がない事を悟る。


 そうしてたどり着いた魔術師の国、ルクリエイト。

 しかし、そこは男たちが農作業をする、魔術とは無縁そうな国だった。

 そして、魔術師二人の女の子と、農作業をする男たちの間に隔てられた心の壁。


 スグルは何かあると思いながらも、一先ずはルクリエイトの長であるという、メロルという人物に会いに行くのだった。


 メロルは、バステリトでスグルと対峙した魔術師だった。

 エメラルドグリーンと銀髪の混じったような、不思議な色をした髪色。鋭い目つき。

 スグルは忘れもしなかった。


 そんなメロルに再び攻撃されそうになるも、ルクリエイトの前統一者である金の守護エレメスの声により、メロルの誤解が解ける。

 今回の件で分かる範囲の事を伝え、完全に敵意がない事を示した。


 そして、メロルと話をしていくうち、バステリトとルクリエイト、その二国で同時期に不穏な動きが行われていたことをスグルは知るのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ