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スグルの異世界書紀  作者: 光 煌輝
第七章 魔術の国へ
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第六章 あらすじ


 アイルズに、空を覆っている虹の正体を知らされたスグルは、よりこの世界の謎と、自分との関係について気になり始めていた。

 それらについて調べる時、アイルズも活用しているという図書館で、スグルは自分なりに資料を探してみる。

 そこで見つけたのが、『ハンスの異世界紀行』だった。


 そこに記されていたのは、スグルと同じように異世界から来たハンスが書いた、この世界での出来事。

 それを読み進めていくと、どうやら異世界からやって来たのは自分だけではない可能性がある事を知った。




                ◇◇◇



 バステリトで、王様とメグルのデートを引き換えに至れり尽くせりの生活を送っていたスグルたち。

 不自由のない生活に甘んじて、中々旅立つことが出来ないでいた。

 そんな平和的な毎日を崩す出来事が起きてしまった。


 なんと、バステリトに魔術師たちが攻め込んできたのだ。

 その魔術師たちは、これから王が戦争を仕掛けようとしたものの、なんとかアイルズが平和的交渉をするために書状を送った国だった。


 アイルズは戦争を回避するために書状を送った。それなのに現状は悲惨な物に。


 なぜかと考える間もなく、スグルは、メグルは疑似デート、ラランは外に遊びに行ったままだと気が付く。

 二人の危険を心配し、助けに行こうとする。


 そんな時、慌ただしく部屋に入って来たアイルズが、書状が書き換えられた疑惑があると述べた。

 そして、その書状を書き換え、使者として魔術師の国、ルクリエイトに遣わされた貴族とは、スグルに因縁のある公爵だった。


 どうしてあんな奴に行かせた、と憤慨するスグル。

 しかし、アイルズも直接頼んだわけではないのだった。

 今は公爵の事よりも二人のことが心配だったスグルは、すぐに外へと向かった。


 城の外では、魔術師たちが破壊の限りを尽くしていた。

 杖から火を放ち、街を家屋を焼いている。

 

 だが、スグルはあることに気が付く。魔術師たちは人を狙うことはしていなかったのだ。

 しかし、一人だけ例外がいた。そんな一人の魔術師とスグルは対峙し、戦闘になってしまう。

 

 そんな戦闘の最中、スグルはあるものを発見してしまった。

 メグルを連れ、逃げようとしている王の姿だった。


 予め用意されたかのような馬車に、開いた城門。非常時だから逃げるのは仕方ないとはいえ、スグルは違和感を覚えた。

 その違和感とは、王がこうなることを知っていたのではないのかということだ。


 スグルは、無理矢理に連れて行かれようとしているメグルの元へと行こうとする。

 しかし、戦闘中の魔術師に妨害されてしまった。


 敵は別にある可能性を考慮して、スグルは魔術師本体を傷つけずに、魔術のを放つ杖だけを見破り、破壊。

 王が今回の出来事に関与しているかも知れない事をアイルズに伝えるため、再び城内へと戻った。


 すると、そこでは冷徹なアイルズと公爵の姿が。

 アイルズは冷徹に思えたが、まともな思考が出来な程に、公爵に対して怒りを覚えていた。

 剣を振り上げ、今にも公爵を切り殺しそうだった。

 そんなアイルズに、公爵ではないかもしれない、とスグルは伝える。

 だが、理性を欠いたアイルズにそれが伝わることはなく、アイルズは今回の件に関与していない公爵の首を刎ねてしまった。


 アイルズは、自らの過ちに後悔してしまう。

 

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