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12、あーしたてんきになーあれ






 さぁ、今日は町を探検!



 …………



 ……と思ってましたが、生憎の雨。

 雨はすべての仕事を停止させます。なので、雨の中市場にいっても、市場特有のにぎわいや店先に並べられた色鮮やかな商品なんてものは見れないのだ。



 おのれ雨め……。



 天を睨むが、悪霊ごときでは天に呪いをかけることができない(まぁ、誰もできないだろうが)。


 私が部屋から出られないということは、勇者も部屋にいるということになる。ということは必然的に――。



 「あぁっ!もうだめぇ!」


 「まだ。もっと……」


 「もう、もう許して!あっ、だ、だめ……」


 「大丈夫。まだイケる……」


 「あっ、あっ、あああああああぁぁあぁっ!!」











 「ダウト!」


 「ぐわあああぁぁぁっ、またやられたぁぁぁっ!この筋肉の塊めぇぇぇぇっ!!」



 何故だぁぁ!鉄仮面の勇者にトランプ持たせてるのに何で負けるぅぅぅっ!!


 昨日勇者と飲み比べして負けたマッチョは、嬉しそうに大口を開けて笑った。


 「いや~愉快愉快!おめぇ、酒は強いがトランプは弱ぇな!」


 「人の事言える立場じゃないでしょ、あんた。あんたもカード遊びはいっつも負けるじゃない」


 そう言って勇者とマッチョにスープを持ってきてくれたのはこの宿の女主人。「ミリアナ」もしくは「ミリー」とみんなに呼ばれている。


 「いつもじゃないやい!今日は勝てただろうが!」


 「そっ。よかったわね」


 「おうよ!なんかあいつがカードを置いた瞬間、寒気がすんだよ。その時に『ダウト』って言えば、当たりまくってよー。今日はついてるぜ!」



 な、なんてことだ~~~~っ!!


 気合い入りすぎて霊気を漏らしてしまうなんて!


 「勇者!あんた霊気漏れてたの分かってたでしょうが!何で言わないのよ!」


 「諦めれば部屋に戻ると」


 「嫌」


 部屋に戻ったが最後。襲われる。


 勇者+ベッドの脅威は昨日の夜散々味わった。



 決してこの二つを合わせてはならない。決して!!



 「それにしても嫌ねぇ、雨が続いて洗濯もできやしない」


 「あぁ。最近雨が多すぎて仕事ができねぇ」


 「勇者のあんたにも、この町を見て行ってもらいたかったんだけどね。こう雨続きじゃぁ、どこにも行けないよ」



 何!?そんなに雨が続いてるの!?そしたらずっと部屋で……。



 ブルッ……あれ?寒気が。幽霊なのに……。



 「いつから雨が?」


 「ここ一週間前からかな。あ、でもあんたが来たときには久しぶりの晴れだったわね」


 「おう。勇者は晴れ男だな!その運をオレに分けてほしいぜ」



 勇者は平然としているが、こちらを見る目が光っている、狙っている!



 お、お願いだ天よ!晴れろ~、晴れろ~





 ……明日は晴れてください!!

 










この世界にはトランプが存在します。色んなカード遊びも存在します。


……というと、なんかのフラグっぽいですかね?





ファンタジー大賞始まるの九月からだったんですね。エントリーしておいて全然気にせず休日を満喫していました。


いい作品がいっぱいありますから、これを機に色んな作品が読めるといいです。

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